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〝甲斐駒ヶ岳〟敗退Digital-Nature-Photo.com

category : 山登り 2013.3.5


2013年第四弾は〝甲斐駒ヶ岳〟に登ってきましたが9合目で敗退!


3月2日(土)~3日(日)で甲斐駒ヶ岳に黒戸尾根から登ってきました。
予報は土日共に天気は良好だけど、土曜日はもの凄く風が強く吹く予報。
山から帰ってきたら、土曜日から日曜日に掛けて北海道で猛烈に発達した低気圧で悲惨な事故が相次いでいた。
こんな時に山に登る変わり者は沢山いる。。

黒戸尾根は2年前の9月末に一度登ったことはあるけど、冬は初めて!
2月末から3月に掛けてはどこの山も雪が多く厳しいラッセルを覚悟で登らなければならない。
泊まるのは七丈小屋でココは冬でも管理人が居て営業(?)している。

朝3時に自宅を出発し、竹宇神社駐車場に着いたのは6時で支度をして6時30分駐車場を後にする。
七丈小屋に到着したのは15時で、8時間30分も掛っちゃった。いくら雪が多いとはいえこれは掛りすぎ。。
2年前の9月末は七丈小屋にテントを張り、次の日甲斐駒に登り反対側の駒津峰の頂上まで下りそこからまた甲斐駒まで登り返して、七丈小屋でテントを撤収し駐車場まで下る体力があった。それなのに今は・・・・!?
去年の春に腰を痛めてから全く登るスピードが出ない。標高が上がるに連れて疲労が増す感じ。年末年始以来体重も増え気味・・・・・まずはダイエットからかナ~

今回は動画多めにしてみました。
2年前の9月末の登山記録は⇒ココ!





竹宇神社駐車場。数台の車が止まっていて県外ナンバーは多分登山者だと思う!




今回もHOGLOFS ROC ICE 35L。でも冬の小屋泊ではチョッと小さい。




軽い下りを300mほど歩くと竹宇神社に着き、脇を通って吊橋に向かう。
下山時には軽い登りとなるこの300mは結構こたえる。




吊橋を渡る。




尾白川渓谷と甲斐駒分岐。




登り始めてすぐに登山道が凍結。北側斜面なので溶けないのね。アイゼン装着。




東斜面はチョッと雪が残るだけで凍結なし。しかしアイゼンは装着したまま登る。




標識や赤いテープがたっぷり巻いてあり迷うことはない。




信仰の山なのでお地蔵さんや祠が所々にある。




竹宇と横手登山道の合流地点。横手登山道側から登ってきた形跡なし。




急斜面を登って行く。風は強いが樹林帯なのでそよ風程度。




ココには雪に埋もれたお地蔵さん。




踏み跡がしっかりしていて楽に登って行けるはずだが、体が言うことをきかない。




刃渡りに到着。下から見上げる。雪が積もっているが、全く問題なく通れる。




刃渡りを上から見下ろす。




刃渡りのすぐ上にある尾根歩き。




標高が高くなって来て雪山の感じが出てくる。




少しづつ険しくなってくる。




黒戸山の頂上をトラバースするあたりだと思う。遠くには甲斐駒の八合目。




黒戸山のトラバースを過ぎると五合目小屋跡まで100mほど下る。




雪に埋まった五合目小屋跡。




後を振り返ると雲の隙間から鮮やかな青色に染まった空が見える。




五合目小屋跡から少し下って鞍部に出る。
ここまで速乾性Tシャツとシェルの2枚しか着てなくて寒くなってきたので中間着を着る。





五合目小屋跡から梯子・鎖・ロープが出て来るが、所々で使えるがほとんどが雪に埋まっている。




危ういトラバースが沢山ある。




急登なんだけど、動画で見ると傾斜が判り難いですネ。曇ってきて風が強い。(4分23秒)




途中の橋。ココから七丈小屋まで特に冬は難易度のある登りが続く。




橋からの登り(6分21秒)





垂直の梯子と岩よじ登り(8分05秒)





七丈小屋手前から七丈小屋まで(12分41秒)





七丈小屋到着。かなりの雪の量だ!




七丈小屋での宿泊の値段。今回素泊まり寝具付きで4500円で泊まった(寝具無しだと3500円で1000円も安い)




七丈小屋の中。2基の石油ストーブで小屋の中は暖かい。夜でも火は弱くするものの消すことはない。
ストーブ上にはヤカンのお湯は使い放題だし、水ももらえる。当然ビールや軽食も売っている。
夜中に雪が降って、出入り口のドアの外に雪が積もりドアが開かないトラブルがあったが、
4時頃管理人が起きて来てドアに体当たりするようにしてようやく開いた・・・・





七丈小屋からテン場に向かう場所の雪の量(マウスを載せると夏道)
ココを通過するだけで20~30分費やした。※ネット上から拝借





朝5:00七丈小屋を出発。ラッセルは覚悟していたが、まさか小屋の横からいきなりラッセルとは思わなかった。
ワカンを装着したが雪が柔らかく、崩れてなかなか前に進めない。
雪の締まった稜線に出る間で3時間近くラッセルを強いられた。





テン場の少し上でご来光!




8合目御来迎場。




8合目御来迎場からは甲斐駒頂上は見えない見えるのは9合目か?
この後9合目手前まで登ったがそこまでで敗退を決めた。





途中から晴れ渡った八ヶ岳を見る。




9合目からの下り。危ないトラバースが・・・・・・(12分12秒)
フードが邪魔して見難いのと、鼻水ずるずるで聞き苦しいですが・・・・・・・(爆)





七丈小屋まで戻ってきた。小屋まわりの積雪はこんな感じ。




下りの途中で鎖場を上から写す。




下山完了で尾白川。




【雑感】

・下りは膝など全く問題ないけど、登りの疲労が著しい。。。夏に向けて何とかせねば
・危険個所は5合目小屋跡から七丈小屋までと、8合目御来迎場から9合目までが厳しいが、特に8合目御来迎場から9合目までは雪が積もると難易度が上がり気持ちの悪いトラバースが幾つも続く。
・七丈小屋手前のトラバースもロープが無いと危ない。実際足元の雪が崩れロープのお世話になった。落ちても4~5mで木に引っかかるけれど無駄な体力を使うので落ちたくはない・・・・・


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コメントは15件です

  1. よしころん より:

    隊長~~動画拝見しました(><)
    もう見ているだけでマジで胃が痛くなってきました TOT
    本当にお疲れ様でした。

    あ、我が家の行動食はMIXナッツ、ドライマンゴー、ドライフルーツMIX、干し梅、キャラメル、どら焼き・・・
    隊長とほとんど同じようなメニューでした。
    今度フルーツグラノーラを試してみようかなと思ってます。

    • carrera より:

      よしころんさん

      コメントありがとうございます。

      赤岳よりかなり難易度高かったデス。
      標高差も凄いし。。。。
      今度は来年の年明け早々に行こうと思ってます。

      行動食はだいたい似た感じになるんですね。

  2. テリー より:

    歩きにくい雪の中、大変でしたね。お疲れ様でした。
    でも、眺望に、恵まれて、すばらしい雪山をエンジョイされたことでしょう。
    山小屋で、夜のあいだに降った雪で、戸があかなくなるのは、困りますね。
    もっとたくさん降ったら、閉じ込められちゃうんですかね。

    • carrera より:

      テリー さん

      コメントありがとうございます。

      山小屋のストーブは夜寝ている時もズッと付いてます。
      息苦しくならないか心配でした。。。

      どか雪が降ったら開かなくなっているところでした。

  3. のら人 より:

    寒い中で良く登られますね。
    最後の尾白川でホットします。

    • carrera より:

      のら人 さん

      コメントありがとうございます。

      五合目小屋跡までは、シェルと速乾性Tシャツの2枚だけでも途中は暑かった。

      下山時沢の音が聞こえてくるとホッとしますね。。

  4. ひろたん より:

    過去に6月にいったことがありますが
    雪の景色・登山道はこんなふうなのですね。
    おつかれさまでした。機会をつくって登ってみたいです。

    • carrera より:

      ひろたん さん

      コメントありがとうございます。

      2月末から3月に掛けては、8合目以降はロープを出した方がより安全です。
      是非来年どうぞ。^^

  5. tochimochi より:

    七丈小屋は通年営業しているのですか。
    私が通っていた頃は無人だったと思います。
    この時期に登ればペースが落ちるのは当然と思います。
    決して体力が落ちているわけではないですよ。

    • carrera より:

      tochimochi さん

      コメントありがとうございます。

      七丈小屋の今の管理人さんは、18年目だそうです。

      >決して体力が落ちているわけではないですよ。
      まあ、とにかく体重を落として見ます。

  6. ichi より:

    carreraさん、こんばんは
    冬の黒戸尾根!、すごいの一言に尽きますね。
    竹宇の駐車場の標高が約800m、甲斐駒山頂が約3000m、単純な標高差2200mのまさにバカ尾根です。僕はこの単純な登りが好きで、グリーンシーズンに数度登っていますが、雪の中は考えられません。体が言う事をきかなくなるもの無理はありませんよ。
    でも、まあ年齢を追うごとに体力は減少していくのも事実ですから、あまり若い時のような無理はできなくなっていきます、お互い寄る年なみには勝てないって事でしょうか・・。(carreraさんの体力と、僕の体力では量も質も違うでしょうが)

    僕も、体力維持のために、三浦浩一郎氏をまねて足にパワーアンクルをつけて日常生活をしていますが、なかなかお勧めですよ!

    • carrera より:

      ichi さん

      コメントありがとうございます。

      つい一年前までの強い登りを取り返したい〜
      先ずは夏までに9kg体重を落とします。(70kgを切ります)
      あと時々会社まで5km歩こうかと思ってます。

      ガンバるぞ!

  7. jetstream777 より:

    日本一長い黒戸尾根を厳冬期に登るとはスゴイ チャレンジです。
    無理されなくて、無事の戻られ安堵しました。 体調を整えて、安全に再度チャレンジください。
    無雪期に黒戸尾根は登ってみたいですが、私の体力では無理です。 夢です。(泣)(笑)

    • carrera より:

      jetstream777 さん

      コメントありがとうございます。

      冬は手首までグローブで覆われているため、時間を見ずに登っていると、いつの間にか6時間も登っているなんてざらなんです。
      その代り下りの方が長く感じて嫌ですね~

      来年は年が明けて早いうちに登ろうと思ってます。

  8. maedatomo より:

    甲斐駒もいかれたんですね。

    私も2月にテン泊で行ってきたんですが、その時は天気とトレースに助けられて無事山頂まで行く事ができました。

    是非またリベンジしてくださいね~
    その時の記録楽しみにしてます^^

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