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山登り

屋久島の宮之浦岳に登ってきました~♬ (2日目)

投稿日:2017年5月13日 更新日:


2017年第4弾は日本百名山80座目
最南端で100番目「宮之浦岳」に登ってきました!

 4月は仕事が忙しかった~!残業60時間と休日出勤1日 。おっさんをこき使いやがって過労死したらどうするんだ!^^

 休出の代休を28日(金)に充ててG/Wを10連休にし、九州に残した百名山2座「宮之浦岳」・「阿蘇山」を登りに行ってきました。
 
日程はこんなでした。
4月28日(金):羽田空港→鹿児島空港→屋久島空港→淀川小屋(避難小屋泊)
4月29日(土):淀川小屋→花乃江河→黒味岳→宮之浦岳→新高塚小屋(テント泊)
4月30日(日):新高塚小屋→高塚小屋→縄文杉→楠川分れ→辻峠→白谷雲水峡→民宿(泊)
5月01日(月):民宿→宮之浦港→鹿児島港→友人宅(熊本)
5月02日(火):友人宅→仙酔峡→高岳(阿蘇山)→中岳→仙酔峡→友人宅
5月03日(水):友人宅→延岡(実家)
5月04日(木):延岡(実家)
5月05日(金):延岡(実家)→宮崎空港→羽田空港→自宅



宮之浦岳登山2日目(4月29日)
 
 淀川小屋の宿泊者は朝3時頃からゴソゴソ動き始めた。私は4時に起きゆっくり準備して5時20分出発。九州は関東と比べると日の出が遅くてまだ暗くヘッドライトを点けて歩き始めるといきなりの急登。20kgのザックを背負っての久しぶりの山登り(3月4日の草津白根山以来)になるので調子が出ない。淀川登山口から日帰りの軽装登山者に抜かれる。

 40分ほど登ると高盤岳展望台。。ホントに高盤岳の展望しかなく頂上の豆腐岩だけがクッキリ見える。
 ズンズン進んで湿原の小花之江河と花之江河。ココは標高1,620mで日本最南端の高層湿原。ココに携帯トイレブース有。チョッと写真を撮ったら次に進む。少し登り黒味岳分岐。黒味岳からは宮之浦岳や永田岳の展望が良いらしいのでザックを置いて黒味岳を往復する。途中でヤクジカと遭遇しながら進み20分ほどで1,831mの黒味岳頂上到着。永田岳には雲が掛かっていたけど宮之浦岳はくっきり見えた。

 分岐に戻って宮之浦岳を目指して歩き始めるとスグに巨岩の多い投石平。ココからは森林限界を超えて目立った木はなくなり、灌木と笹を切り開いた登山道をに代わる。登ったり下ったりしながら奇岩を見ながら進む。栗尾岳登り口に携帯トイレブース有。ほどなく宮之浦岳に到着。展望は霞んで海は見えない。風が強くて寒いし写真を撮ってスグに頂上を離れる。

 永田岳にも行くつもりでいたけどちょっと膝の痛みもあり断念し新高塚小屋を目指して下る。途中の第二展望台でしばし休憩。ココからの宮之浦岳・永田岳の眺め最高で、お昼寝にも丁度いい感じ。次は本日の最終目的地の新高塚小屋に12時過ぎに到着。

 小屋を覗くためドアを開けるとカビ臭いので、小屋泊はあきらめて小屋前のウッドテラスにテントを設置。一番乗りだったので一等地に張る事が出来た。次に来たのは、若いデンマーク人の女子で、小屋を見てカビ臭くてテントを設置しようとするけど、レンタルテントでテント張り初めてのようで困っていたので手伝ってあげた。お互い片言の英語と日本語でコミュニケーション取りながら設置完了。その後は残ったアルコールを飲みながらテント泊者と山の話をして7時頃シェラフに潜り込み寝た。

おしまい




5時20分淀川小屋出発






しばらく登って高盤岳展望台。見事に高盤岳しか見えない。^^






高盤岳の象徴「豆腐岩」包丁で豆腐を切ったように見える岩。






アップにすると登山者が写っていた。岩でかい。






高盤岳展望台ちかくの展望所。






こっちは開けていて展望が効く。












下って小花之江河。






日の出間近の斜光過ぎてうまく写せない。






存在感のある白骨樹。






足元を見ると木道脇を湧水が流れる。






こっちのほうが規模がでかい湿原の花之江河。






日が昇ってきてこっちだといい感じに写せた。






小さな湿原だけど日本で最南端の高層湿原。






小さな祠。






花之江河は五差路になっていて、宮之浦岳行・淀川小屋行
・ヤクスギランド行・栗生歩道行・湯泊歩道行となっている。






この時期まだ花は少ない。






黒味岳分岐。ココにザックを置いて空身で頂上を目指す。






途中のロープ場。






先の方に黒味岳頂上が見えてきた。






頂上直前。早起きして朝日を見たかったな~






可愛いお尻が見える。






黒味岳到着。






こっちは西黒味岳






宮之浦岳と雲掛かる永田岳。






お尻の正体はヤクジカ。






黒味岳分岐に戻り重いザックを背負って進む。






途中にテント。






投石平に向けた登り。






投石湿原から流れてくる小川。






投石湿原。どこが湿原か判らない。






投石平と黒味岳。






どこも水がきれい。






笹の登山道と青空。






翁岳下の携帯トイレブース。






浸食が進んで岩が岩の上に取り残さた。






栗生岳。






祠スペース。広くて泊まれそうなスペース。






奥に宮之浦岳






宮之浦岳手前のピークに向けた登り。






振り返ると、栗生岳・翁岳・安房岳・投石岳・黒味岳と続く。






宮之浦岳に向けた最後の登り






宮之浦岳到着。日本百名山80座目~♬






雲が掛かっていた永田岳が見えてきた。






焼野三叉路。宮之浦岳・新高塚小屋・永田岳分岐






平石岩屋。穏やかな天気でぽかぽか♬






第二展望台から宮之浦岳を望む。






逆方向はこんな景色。






新高塚小屋に向かう登山路で白骨樹ダブル。






朽ちかけている白骨樹。






奇岩。チョッと昇仙峡の覚円峰(かくえんぼう)に似ている。






木道が続く。






新高塚小屋到着。小屋前のウッドテラス。






新高塚小屋の水場。






一番良い所にテント設置。
今回は軽量化のためモンベル U.L.ドームシェルター2型を持ってきた。






ウッドテラスはテントが満員。






ウッドテラスが満員のためテラス下のスペースまでテントが張られる。





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