に登ってきました!
ルートで詳細は、
1日目:扇沢➩(トロリーバス)➩黒部ダム➩ロッジくろよん➩平ノ小屋➩(船)➩平ノ渡場➩奥黒部ヒュッテ(泊)
2日目:奥黒部ヒュッテ➩(読売新道)➩赤牛岳➩水晶岳➩水晶小屋(泊)
3日目:水晶小屋➩竹村新道分岐➩(竹村新道)➩南真砂岳➩湯俣岳➩湯俣温泉晴嵐荘(泊)
4日目:湯俣温泉晴嵐荘➩高瀬ダム➩(タクシー)➩扇沢。
で約53kmの行程になる。
2日目は今回の登山の核心部で読売新道を登ります。
※読売新道は1961年富山県高岡市に読売新聞社北陸支社ができたのを記念した事業で完成まで5年間を要した。
多分この日読売新道を登る人は3人だけだと思う。コースタイムは奥黒部ヒュッテから赤牛岳まで標高差約1,400mを7時間、赤牛岳から水晶岳を経て水晶小屋までが3時間30分で合計10時間30分の長丁場。途中に水場無し・小屋無しのルートでは最長ルートじゃないかな?
毎度ながらテント泊の時は朝飯が食べられない人(小屋の朝飯は食べられるんだけどな~)なので、カステラをチョッとだけ食べただけで体力的に不安が残るが行くしかない。テントを撤収し4時30分奥黒部ヒュッテで水を2L給水し出発。まだ暗いためヘッデンを付けて登るが、道は明瞭なため迷うようなことは無い。スグに明るくなるもののとにかく延々と樹林帯の中を進むため景色の見えない修行のような登りが続く。登山道は木の間を縫って進むようなルートばかりで時々大きな石を乗り越えたるするけど足掛かりがあり問題なく進める。
唯一目印になるのは奥黒部ヒュッテから赤牛岳までを8等分した目印だけ。暗かったためか最初の1/8の目印は見落としてしまった。樹林帯が少し開けてくるのは半分の4/8の目印からで、それ以降は北アルプス北部の立山・後立山連峰の景色が広がってくる。
5/8頃から赤牛岳の頂上が見えてくるがまだまだ距離・標高差共に頂上は遙か遠く。>< 6.5/8位まではこれまで比べると緩やかな登りの尾根歩きが続く。この辺りで最初の下山者とすれ違う。7/8手前からはハイマツ帯を抜け岩が露出する登山道となり、最後に崩壊の進むザレ場を登ると赤牛岳の頂上に出た。奥黒部ヒュッテから5時間30分掛かって頂上に辿り着いた。
展望は北アルプスの中央にある赤牛岳だからぐるっと見回すと立山・後立山連峰・槍ヶ岳・水晶岳・薬師岳・野口五郎岳・燕岳・笠ヶ岳など北アルプス名峰がほとんど見渡せた。頂上には数人おりこれから読売新道を下る人と、水晶小屋からピストンする人が半々だった。
赤牛岳頂上でゼリーとSOYJOYを食べて今日の目的地の水晶小屋まで3時間30分絶景の稜線歩きが続く。標高差50m程の上り下りを繰り返しながら稜線を進むが、これが疲れた体には結構応える。。最後の水晶岳への登りが辛かった~!水晶岳からは水晶小屋まではすぐに到着し無事読売新道を歩き切った。
今回が水晶小屋泊は初めてだが食事はカレー・味噌汁・ゼリーだったが少なくとも旨い飯ではなかった。まあこんな場所に泊まれて食事の提供が有るだけでも感謝しなければ。。。この日は定員30名に倍の宿泊者で布団1枚に2人の激混みだったが、疲れたためか意外と眠ることが出来た。
2日目おしまい
30分ほど登った所で撮ったけどどこを撮ったか不明。
⇧そんな写真載せるんじゃね~よ!お叱りはごもっとも!
登山道!とにかく樹林帯
おっきな岩を越える。
1/8を見落としたのでいきなり2/8から。いわゆる1/4!^^
いろんな所に標識あり。
樹林帯飽きた~!3/8
チョッと開けた場所で4/8!いわゆる半分!^^
チングルマの綿毛。
ミヤマウイキョウ。
チングルマの花
立山・黒部ダム・後立山連峰!
立山をアップで。浄土山手前の突起は龍王岳でコルに一ノ越乗越で右が雄山
後立山連峰!左側の突起が旭岳で右となりが白馬岳
森林限界を越えてハイマツ帯で5/8♪
ようやく赤牛岳の頂上が見えて来たけどまだまだ♪
赤牛岳頂上をアップで。チョッと山肌が赤いかな?
ハイマツ帯を頂上に向けて進む!
振り返るとやっぱ絶景!
ハイマツと岩のミックスで6/8!いわゆる3/4
何となく90座目の頂上が近づいてきた。
振り返ると気持ちの良い稜線。
最後の目印!
ウサギギク。
ダイセンオトギリ。
岩岩!でもここは巻きました。
水晶岳から続く赤牛の山肌。日が陰ると赤っぽい。
頂上まで続くザレ場。日が出ると赤っぽさが無くなる。
頂上直下でこの後右に出て頂上に着く!
日本百高山41位の赤牛岳90座目頂きました!
朝からカステラの欠片しか食べて無いのでココでSOYJOY!
カロリーメイトは粉っぽくて食べ難いけど、これはしっとり系なので食べられる。
向こう側は薬師岳!デカい
手前に小さく赤い屋根は高天原で中間が雲ノ平で奥が黒部五郎岳。
槍と水晶と笠。
水晶までの3時間がやたらと遠く感じる。
ミヤマリンドウ
水晶岳直前の大きな雪渓。左上が水晶岳。
きっつぅ~!
ようやく水晶岳頂上の道標。
2回目の水晶岳頂上!
ココを下れば今回の目的地水晶小屋。
水晶小屋に到着して、明日登る南真砂岳が見える。
水晶小屋は狭いので布団の上でザックを吊るす!
カレーと味噌汁お代わり自由だけど・・・・!
➩3・4日目に続く