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山登り

白馬三山

投稿日:2008年8月5日 更新日:

2008/08/01・02・03

 白馬三山を次男君(小4)と2泊3日で縦走してきました~
2年前に白馬大雪渓手前の白馬尻まで家族で来たが、今回はこの雪渓を登って白馬岳(しろうまだけ)まで行きます。。
コースは
猿倉 → 大雪渓 → 白馬岳(泊) → 杓子岳 → 鑓ヶ岳 → 鑓温泉小屋(泊) → 猿倉
子供連れなので、2泊共に小屋泊にした。
猿倉の標高1230mで今回もっとも高い白馬岳が標高2932mで
標高差1702mの登りになる。
この大雪渓では時々落石で人が亡くなる事故がおきているので
行く前から少しビビッてます。
小屋泊まりなので、荷物の重さは14kg程度で前回の光岳の20kgに比べれば軽い。
前日遅くに自宅を出発し、猿倉に到着したのは登山日の午前1:30、外に出て空を眺めると天の川までクッキリとはいかないまでも薄っすらと見えている。白馬岳で天の川を次男君に見せることができるでしょうか?
持ってきた缶ビールを飲んで4時30分に目覚ましを掛け車内で仮眠をとる。助手席では次男君がぐっすり寝てます。
目覚ましで起きて空を見上げると快晴に近い晴れ~♪
今回の登山は、大雪渓で曇りもしくは霧が出て視界が悪ければ中止もしくはルート変更の予定でいたので一安心。
朝飯を食べ登山準備を済ませいよいよ出発。



猿倉の駐車場。
猿倉の駐車場はほとんど満車状態。白馬登山の人気が分かる。





猿倉荘で登山届けを提出します
(最終日下ってきた時に撮影)





白馬尻から見た大雪渓
あれー、2年前はここ白馬尻の前までびっしり雪渓があったのに、
今回の雪渓はかなり上に行かないとありませんね!
これも地球温暖化の影響でしょうか?何年か後には無くならないことを祈ってます。





雪渓登り
軽アイゼンとスパッツを付けて、いよいよ大雪渓に挑みます。
赤い塗装をした道を、アリの行進のように登って行く。
雪渓の上を吹いて来た風は涼しくて登っていても汗を掻かないほど。





次男君の雪渓登り!
次男君の背後から大雪渓をガシガシ登っていく姿をデジカメで録画しました~
音声では私の死にそうな吐息をお楽しみ下さい~!情けね~。





雪渓の白と空の青さが映えます。
大雪渓の傾斜は大体急な階段くらいで、標高で600m続き次男君も途中で
飽きた~!を連発!





約2時間で大雪渓を登りきり、葱平(ねぶかっぴら)に到着。
ここでアイゼンを外して更に登りは続く。
葱平から雪渓を登る人を見る。
葱平から白馬岳頂上宿舎までは、またまた標高差500mを2時間かけて登る。
写真に撮れなかったが、この間で子供を咥えたオコジョが出てきて楽しませてくれた。
途中で私のエネルギーが切れて、3歩進んでは休憩を繰り返して次男君に手を引かれて
登るシーンもあったけど昼ごはんを食べてしばらくすると回復してきた。





白馬岳頂上宿舎
やっと白馬岳頂上宿舎までたどり着くことが出来た~
但し、今回の宿泊する小屋は更に30分登った白馬山荘です。
コンビニで買って持って上がってきたつまみと一緒に!
白馬山荘まで我慢できずに白馬岳頂上宿舎に駆け込んで生ビール(800円)を注文♪
旨すぎる~~~~~~~





白馬岳頂上宿舎前で咲いていたミヤマキンポウゲ
この時期白馬は花の咲いているところが沢山あってさながらお花畑です~





白馬山荘
白馬岳頂上宿舎から30分登ると、今日の宿泊場所の白馬山荘に到着。
ここは日本一大きな山小屋で1500人収容できる。





白馬岳山頂
チェックインを済ませてからすぐに白馬岳頂上を目指す。
白馬山荘からは10分で頂上に到着。





ブロッケン現象
雲ったことが幸いして、ブロッケン現象が見えました~!
この後は白馬山荘に戻り、夕日までまたビールとつまみで次男君と乾杯!





白馬岳頂上で見る夕焼け。
夕食後は、また白馬岳頂上に登り夕日を待つ。
日本海側に綺麗な夕日が落ちて行き、左に目を向けると剣岳が雲の上に
浮いているように現れ幻想的な時間を過ごすことが出来た。
日が沈んでから天の川は今一良く見えなかたが、赤道義を担いで登って
来ている人の撮影した
データを見せてもらいクッキリとした天の川を見ることが出来た。
後は次ぎの日の朝日を狙って早めの就寝。。。。。






2008/08/02


白馬岳山頂手前から見た朝日
朝4時に起床して、朝日を狙う。
今一すっきりとした朝日は拝めなかったが、とにかく雲海が見事だった。





八ヶ岳と富士山
遠くには八ヶ岳とその横に富士山が見えていた!





旭岳
朝日を拝んだ後は、白馬山荘を後にして残りの白馬三山を縦走する。
杓子岳と白馬鑓ヶ岳を通り、白馬鑓温泉小屋を目指す。





白馬岳を振り返る
途中で白馬岳方面を振り返ると、手前に白馬岳頂上宿舎のテン場が見える。
白馬山荘にはテン場はない。





杓子岳と白馬鑓ヶ岳
左側が杓子岳で、右側が白馬鑓ヶ岳。
今日は次男君の調子が今一で、登りになると極端に遅くなり手を引いて登る始末。
やむなく、杓子岳の頂上は踏まずに巻き道を通って、鑓ヶ岳を目指す。





縦走路から見た白馬大雪渓
縦走路から大雪渓が見えて、雪渓を登ってくる人がアリのように見える。





白馬鑓ヶ岳
杓子岳の巻き道から見た白馬鑓ヶ岳。標高差200~250mくらい。が疲れた体には堪える。。
次男君にはこれが最後の登りだから頑張れって励ましながら登る。





白馬鑓ヶ岳頂上
この後、風と雲が出てきて、視界不良となり頂上に付いた頃にはまったく展望が効かなかった。
五竜岳・唐松岳が見れると思ったのに~!残念!





鑓温泉分岐




大出原のお花畑
白馬鑓ヶ岳頂上は、展望もないし寒いしで早々と下山します。。
鑓温泉分岐まで下がってきて、縦走はここまでで、ここから鑓温泉小屋を目指して下って行く。
途中、お花畑の大出原で休憩を入れたりしながら標高を下げて行く。今一だった次男君の調子も
下りで復活してきた。
途中クサリ場がある。岩が濡れているので慎重に進むが、私が滑って膝を岩にぶつけ出血~
(たいしたことは無いが、膝のお皿でも割ったら大変です)
白馬鑓ヶ岳頂上から800m標高を下げて鑓温泉小屋に到着した。
白馬岳からここまで降りてきて、温泉に入って更に猿倉まで下ることも可能だけど、
次男君のリクエストでここで宿泊する。





白馬鑓温泉小屋の露天風呂
鑓温泉小屋で受付を済ませて、お昼だったので小屋の食堂でカレーを注文し、
私は当然缶ビールで次男君と乾杯。
この後は楽しみな温泉に入るが、42.5℃もあり登りで焼けた腕が痛くてなかなか入れない!^^
次男君はチョット入っただけで露天風呂の淵に座って温泉の流れで遊んでいる。
この後は時間をもてあますので、次男君と持ってきたトランプで遊んで時間を潰します。
この間缶ビール5本(600円×5)も飲んでしまった!
ここは夕日が山の裏側に沈むのでまったく見れない。朝日もあまり期待できないので、
朝食前の4時50分に目覚ましを掛けて早々に就寝した。






2008/08/03


白馬鑓温泉小屋からみた朝焼け




出発する前にもう一度温泉に入って行き、この時は貸し切り状態でした~!




足湯もあります




白馬鑓温泉小屋下の雪渓から小屋を振り返る
(写真中央に小さく鑓温泉小屋が見える)





白馬鑓温泉~猿倉の途中




【雑感】

大雪渓登りは、行くまではビビッテいたが、登ってみると少し飽きますが楽しい。但し天気がよければの話ですが!それ以外も景色も絶景で写真も満足のいくものが撮れました。
鑓温泉も気持ちよかったし、膝の調子も絶好調でまた行きたい場所です。

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