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山登り

表・裏銀座縦走~3日目

投稿日:2011年8月26日 更新日:

2011/08/10・11・12・13・14

 今年の夏の縦走は、前々から歩いてみたかった表銀座縦走なんですが、中房温泉から入ると上高地か新穂高温泉に下山が一般的で、それだと中房温泉に置いた車の回収がめんどくさい。それだったら裏銀座まで全部歩けば高瀬ダムに降りてこれるのでココからだと短い距離で電車とバスを使えば中房温泉まで行けて、車の回収するのに都合がいいので、ついでに裏銀座も一緒に縦走です。

行程は以下の通りです。
★0日目★
PM10:00に自宅を出発。相方を途中で拾って中央高速で移動し、中房温泉に真夜中に着き仮眠する。

★1日目★
中房温泉 ⇒ 合戦小屋 ⇒ 燕山荘 ⇒ 燕岳 ⇒ 燕山荘 ⇒ 大天荘 ⇒ 大天井岳⇒ 大天荘(テン泊)

★2日目★
大天荘 ⇒ ヒュッテ天井岳 ⇒ 西岳 ⇒ 西岳山荘 ⇒ 東鎌尾根 ⇒ ヒュッテ大槍⇒ 槍ヶ岳山荘(テン泊)

★3日目★
槍ヶ岳山荘 ⇒ 西鎌尾根 ⇒ 樅沢岳 ⇒ 双六山荘 ⇒ 双六岳 ⇒ 三俣蓮華岳⇒ 三俣山荘 ⇒ 鷲羽岳 ⇒ 三俣山荘(テン泊)

★4日目★
三俣山荘 ⇒ 黒部川源流の碑 ⇒ 岩苔乗越 ⇒ 水晶小屋 ⇒ 水晶岳 ⇒ 水晶小屋⇒ 東沢乗越 ⇒ 野口五郎岳 ⇒ 野口五郎小屋 ⇒ 三ツ岳 ⇒ 烏帽子小屋(テン泊)

★5日目★
烏帽子小屋 ⇒ ブナ立尾根 ⇒ 高瀬ダム ⇒ 七倉 ⇒(タクシー)⇒ 大町駅 ⇒(電車)
⇒ 穂高駅 ⇒(バス)⇒ 中房温泉

珍しく会社の同僚が、表銀座を縦走するって言うので、一緒に行くことになった。
交通費が少しでも安くなるので私としては大歓迎。



3日目

本日のルートは、早朝空いていれば槍ヶ岳頂上を目指すが、多分混んでいるのでパスして、三俣山荘を目指す。
西鎌尾根⇒樅沢岳⇒双六山荘⇒双六岳⇒三俣蓮華岳⇒三俣山荘(テント設営)⇒鷲羽岳⇒三俣山荘の予定。

前日の大天荘同様に強風が吹き荒れてなかなか眠れなかった。
それでもテントから顔を出すと、星が見え天気は快晴の予感です。ムフフ
右ひざの調子もなんとか大丈夫そう。



槍の頂上からの撮影は諦め、山荘横の定番スポットで撮影を開始!
前回撮れなかった朝日と槍ヶ岳をカメラに収める。





皆さん集まってきた。
頂上で高い宿泊費を払って宿泊することの最大の目的はご来光を拝むこと。
テントであれば500円で済む!^^
日帰りではこの感動を味わうことは出来ません!





またまた強風の中テントをやっと撤収し、テン場の札を返却し、
友人とはココで別れる。友人の本日の予定は槍に穂先に登って、
そのあと双六山荘でテン泊し、次の日に新穂高温泉に下山の予定。
槍の穂先を見ると・・・・・・大渋滞が始まっている。
友人もこの中に埋まっているはず。
下山後聞いた話では大渋滞で往復に3時間も掛かったらしい。ヒェェェェェー





天気は絶好調!
本日通る全ルートが見渡せワクワクしますね~
*マウスを画像の上に乗せると山名が出ます*





まずは千丈乗越を目指して西鎌尾根を下って行く!




笠ヶ岳もクッキリ~♪




ガレた下りを降り切ると千丈乗越に到着。
ココからも新穂高温泉側に降りることが可能。





所々でクサリ場とかロープとかあるが、全く問題なし。




振り返ると、槍がドンドン離れていく。




幾つかピークを越えるが、どれが樅沢岳なんだか???




トリカブトですね~!




幾つかのピークを過ぎて、日本100高山79番目の樅沢岳に到着。
双六小屋に泊まった人がご来光を見るためにここまで登って来るらしい。





樅沢岳を下るとそこには双六小屋!
上から見ると小屋でかいですね~!テン場もでかい。





小屋の前にはベンチが沢山!
屋根には定番の布団干しが・・・・・温かそう





ココは新穂高・槍ヶ岳・裏銀座に向かう三差路になっている。




今回のルートで初めての無料のお水!^^
ありがたい。





トイレ休憩と、水を補給して双六岳に取り付く。
巻き道もあるが、迷わず双六岳を目指す





双六岳から三俣山荘に向かうには、三つのルートがある。
双六小屋から三俣小屋を目指す完全な巻き道と、双六岳に向かう道、
もう一つが中道で双六岳には登らないが、三俣蓮華岳には登るコース。





大きな岩の間を縫うように登っていき双六岳を目指す。




急な登りが終わると、なだらかな道が続きその先に双六岳の頂上!
これが結構遠い・・・・





日本100高山44番目双六岳頂きました~。




双六岳でしばし休憩し、次の目的地の三俣蓮華岳を目指す。
途中の大きな雪渓があったので、槍ヶ岳と雪渓のコラボ!





ココで中道と合流。




1つピークを越えた先に三俣蓮華岳頂上!
日本100高山48番目





左手を見ると、長大なカールを持つ黒部五郎岳。
当初、三俣小屋をベースにココも登る予定だったが諦めた。





三俣山荘と優雅な鷲羽岳




本日中に鷲羽岳を登っておきたいので急いでテントを設営する。
(鷲羽岳から降りてきた後に撮影)





三俣小屋でテント泊の手続きを済ませる。小屋の前には無料の水!
(写真は次の日の朝に撮影)





本日お昼ご飯は、三俣山荘展望レストランのビーフカレー(1000円)。
これがスパイスが効いて旨かった~♪





それでは、鷲羽岳に登ります。
コースタイムが1時間30分。下山してくる人にどの位で登れるか?と聞くと
空身なら1時間10分位で登れますよ~って返事、ココで私の闘争心に火が付いて、
俺なら50分で登ってやる、いやコースタイム半分の45分で登れるはず
と勝手に目標を定め登り始めりる。(何故闘争心に火が付いたかは全くの不明)





ゼイゼイ!ハアハア!とにかく速足で登り続けるバカな俺!
すれ違う人に変に思われただろうな~





結局鷲羽岳頂上に着くまでに、三俣山荘から50分掛かった。




しばし頂上でのんびり。
ココから登山の起点となった燕岳や燕山荘がはるか遠くに見える。
烏帽子小屋からの縦走者が、次々にワリモ岳を越えて鷲羽岳に登ってくる。
下の写真は鷲羽池





テン場に戻って、夕飯を食べてのんびりしていると、夕日を浴びた鷲羽岳が
若干赤みを帯びましたがそこまでで終了。





【雑感】

本日は天気が良く終始遠くの山まで見通せた。
明日の天気は晴れのち雨の予報です。今回の中で一番の長丁場なので雨に降られないように、祈るしかない。
本日も沢山歩いたが、右膝の痛みはかなり引いてきて全く支障はない。。
明日は楽しみな水晶岳を登る。


4日目に続く

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