仕事の調整が付いたので週末に3日有休を付けて後立山を縦走してきた。天気は上々のはずが八峰キレット通過は雨の中でスリリングな岩越えを味わえた。唐松岳から入って針ノ木岳まで縦走の予定でいたが天候悪化で楽しくないので爺ヶ岳まで登って柏原新道を通って下山した。
当初の予定はこの百高山8座を登る予定だった。
①2696m_92位_唐松岳
②2814m_57位_五竜岳
③2889m_36位_鹿島槍ヶ岳
④2670m_99位_爺ヶ岳
⑤2678m_95位_赤沢岳
⑥2752m_80位_スバリ岳
⑦2821m_54位_針ノ木岳
⑧2799m_66位_蓮華岳
後立山縦走は車をどこに置いて登り始めるかいつも悩まされる。。初日にバスや電車を使って登山口まで回り込むか?それとも下山してから車を回収に行くか?
やっぱ下山時の温泉重視^^ で扇沢に車を置いてバスと電車を乗り継いで八方尾根から登ることにした。
8座に登るためルート設定は、
扇沢(車) ⇒ バス ⇒ 信濃大町駅 ⇒ 電車 ⇒ 白馬駅 ⇒ タクシー ⇒ 八方尾根ロープウェイ ⇒ 八方池 ⇒ 唐松岳 ⇒ 唐松小屋(泊) ⇒ 五竜山荘 ⇒ 五竜岳 ⇒ 八峰キレット ⇒ キレット小屋 ⇒ 鹿島槍ヶ岳 ⇒ 冷池山荘(泊) ⇒ 爺ヶ岳 ⇒ 種池山荘 ⇒ 赤沢岳 ⇒ スバリ岳 ⇒ 針ノ木岳 ⇒ 針ノ木小屋(泊) ⇒ 蓮華岳 ⇒ 扇沢の3泊~4泊の行程。
※7・8月だと扇沢と八方尾根がバスで繋がっているため時間短縮できるが、この時期はバスと電車を乗り継がないと八方尾根まで行けない。
初日はAM2:00頃扇沢の無料駐車場に到着。仮眠を取ってからバスで信濃大町駅まで行き、遅めの10:16発の下り電車で白馬駅に到着。たまたま信濃大町駅で八方尾根の無料駐車場に車を回収に行く2人組の登山者と一緒になったので白馬駅から八方尾根無料駐車場までタクシー相乗りし300円で済んだ。。
無料駐車場からロープウェイ乗り場まで15分ほど歩き、3本乗り継いで八方池山荘に到着したのは11時過ぎ。天気はダメダメで雲の中(泣)まあ雨が降ってないだけマシかと登り始める。八方池までは観光客も多く登っていたが景色は全く見えず皆さん残念そう!2時間ほど登って唐松小屋に到着。五竜山荘まで行きたかったが2時間半から3時間掛ると言われ諦めた。山荘で受け付け後、白馬側に10分ほど登り百高山69座目唐松岳頂上に登った。剱岳の頂上が一瞬だけ見えたけどすぐに雲の中に隠れてしまった。
天気は日が差したり夕日が少し見えたりで、次の日の天気の回復を期待するには十分な材料が揃っていた。
扇沢駅。ココは去年歩いた下ノ廊下以来で何時きてもワクワクする!
この後日焼け止めを忘れたことに気が付き売店で購入。
ほとんど必要のない天気だったけけどネ
登山口の八方尾根に向かうためバスで信濃大町駅に向かう。
信濃大町駅では中学生の職場体験中!
八方尾根のゴンドラ乗り場。
ゴンドラ「アダム」に乗る
白馬村の街並みと言うより田園風景。
続いてリフトを2回乗り継ぐ。
リフトからリフトへ乗り継ぎ。ここまで雲が降りて来ている。
最後のリフトは雲の中!あちゃー
リフトの終点八方池山荘から登山がスタートする。
八方池までは観光地となっていて登山道が整備されている。
曇っていて景色が全く見えないので、足元の花に注目!
ウメバチソウ
タムラソウ
ミヤマトウキ
シモツケソウ
イワショウブ
ツリガネニンジン
ミヤマリンドウ
ケルン。。遭難の碑でもある。
こちらは単なる道標のケルン。
晴れていればこんな絶景が見られたハズ
八方池のお地蔵さん。
八方池。雲と風がない時白馬三山が湖面に写り込むんだけどね~。
八方池から唐松岳に向けて本格的登山がはじまる。
登山道が整備されていて登りやすい!
途中で小学生の集団とすれ違うと、この上の雪渓で雪合戦した~と喜んでいた。
多分小学生が雪合戦した雪渓だと思う。
丸山ケルン。ココまで来ると唐松小屋は近い。
標高2300mを越えると草紅葉が始まっている。
相変わらずガスっているが登山道はそれらしくなってきた。
そんなこんなで稜線の八方尾根分岐に到着。
唐松小屋。
小屋で受け付けを済ませ、小屋前で缶ビールを飲みながらしばらくボーっとする。
唐松岳より、女性の後ろ姿に目が釘づけ・・・足ながっ!^^
この女性が手袋を忘れて小屋に入って行ったので届けてあげた・・・どうでもいいことだけど。。
寝床を確認してザックを置いたら唐松岳に向かい10分で唐松岳頂上頂きました。
一瞬だけ剱岳の頂上が見えた。
唐松岳頂上から唐松小屋が良い感じで見える。
小屋の食堂兼談話室で一人酒盛りを始める!ワイン1Lと日本酒0.5L持参した。
ビールは小屋で購入。
17時を過ぎて夕飯のパスタを作る!
18時頃夕焼けが見えた。明日は晴れるかな?
その2 へ続く。