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山登り

〝塩見岳・烏帽子岳・小河内岳〟登山記録

投稿日:2013年7月31日 更新日:


2013年第13弾は南アルプス中央の〝塩見岳〟〝烏帽子岳〟〝小河内岳〟
に登ってきました!


 今年中に南アルプスに残った100高山を全部登る目標を立てまずは烏帽子岳(86位)と小河内岳(64位)に登って来た。
 しかし埼玉から烏帽子岳と小河内岳登山口のある鳥倉林道駐車場までは遠く、高速代とガソリン代で1万円以上かかる。そこで登頂済の塩見岳にも登ることにして仲間を募ったら1人塩見岳に登りたいって手を挙げた人がいて、2人で行くことになり交通費が半額になった。ラッキー!

 とにかく埼玉から長野県下伊那郡大鹿村の鳥倉林道駐車場まで遠く距離で300km、時間で4時間半も掛かる。
26日金曜日会社が終わってから21時30分に待ち合わせし、車で鳥倉林道駐車場を目指しひたすら中央高速を走り、27日土曜日の2時に到着した。4時30分まで仮眠し朝飯と登山準備をして5時30分頃にゲートを出発。
 大鹿口登山口まで林道を40分ほど歩きそこから、三伏峠小屋目指して本格登山開始。
 途中の水場で5Lも水を汲んで登ったらヘロヘロになって三伏峠小屋に到着。それでもテント設営後すぐに、烏帽子岳・小河内岳を目指して登り始める。水場分岐を越えてまずは烏帽子岳をゲットし、次は前小河内岳を通過し最後に小河内岳に登った。これで日本100高山62座ゲット!
 頂上直下にある小河内岳避難小屋でカップうどん(赤いきつね)とビールを注文し、小屋番さんとしばらく談笑。どっかで見たことある小屋番さんだと思っていたが、以前は北沢駒仙小屋の小屋番さんだった。高齢になって通常の小屋経営はきつくなってきたので、避難小屋を管理しているそうです。(北沢駒仙小屋は当時働いていた若い夫婦に譲ったらしい)
 小河内岳に向かっている途中ですれ違ったおばさんに、三伏峠小屋から小河内岳を往復すると話したら、私も今日は三伏峠小屋に泊まるので買い忘れた小河内岳避難小屋のバッジを買ってきてと頼まれたので小河内岳避難小屋で小屋番さんに聞いたら、避難小屋でバッジを作っている所なんて無いよ!誰が避難小屋のバッジを欲しがるよ!と言われたが、確かに・・・・!?
 晴れ男と雷鳥遭遇率の高さを自慢していたら雷鳥に2回も遭遇した。前小河内岳で子連れの雷鳥と、烏帽子岳で砂浴びをする雷鳥に出会った。
 三伏峠小屋に戻って来てからはテント前でアルコールを飲みながら話をして、18時ころテントに潜り込んで寝てしまった。
 次の日は塩見岳を目指して4時30分に出発し、三伏峠小屋から休憩込で3時間20分で塩見岳到着。塩見岳から三伏峠小屋まで休憩込で3時間10分で戻り、トータル6時間30分で三伏峠から塩見岳を往復。
 三伏峠小屋で昼飯のラーメンを食べ、テント撤収し14時10分頃大鹿口登山口に戻ってきた。相方の靴擦れもあって350円払ってバスで駐車場まで戻ってきた。
 その後は赤石荘で温泉に浸かり、駒ヶ根市の明治亭でソースカツ丼を食べて、酷い小仏トンネルの渋滞に巻き込まれながら22時頃自宅に到着した。




満車の鳥倉林道駐車場。秩序が感じられない車の置き方。ひどい!




マイ〝フィットシャトル〟と2人分のザック。ミレーとドイター容量は同じで55L+10L




ゲート脇を越えて林道を40分掛けて歩く。




路面がダートになれば登山口はすぐ。




大鹿登山口。トイレと登山届を出せる。(駐車場でも登山届可)
日に2便だけここまでバスが来る。





三伏峠まで4kmを3時間・・・・・・




三伏峠までズッと樹林帯の中を登ることになる。風が通らないで蒸すぅ~




おやぁー!前回はこんな看板無かったはず。あった方が良いような悪いような・・・・・




とりあえず全部画像に残そう!




3/10




登山口から三伏峠まで3km 2.5時間・・・・かなり短くなったゾ!




4/10




4/10を過ぎると丸太の梯子が増えてくる。かなり滑りやすい。
はっ!我が家には受験生が2人いるのでこの言葉はしばらく禁句かも。。




5/10




丸太の梯子若干崩壊気味。




たけちゃん元気がイイ。




6/10




6/10を過ぎてしばらく行くと水場がある。3年前と比べると流れが細い。
ココで5Lもの水を汲んで登ったが、一気に5kgも重くなって三伏峠小屋まで辛かった~





時々木の隙間から展望が現れるが何の山だかさっぱりわからん。




7/10




8/10




8/10と9/10の間に塩川登山口と三伏峠の分岐があるが、
塩川登山道は崩壊が進み通れないようだ。。




三伏峠小屋まで200歩。数えてみたが大股で丁度200歩だった。




日本一高い峠に立つ三伏峠小屋。




立派な看板が立つ。




小屋でテン場代700円を払って、テントを設置したらすぐに烏帽子岳と小河内岳に向けて出発。
テン場を下るとすぐに塩見岳と荒川岳の分岐。2座共に荒川岳に行く途中にある。





水場と荒川岳分岐。水場には帰り寄ることにして荒川岳方面に向かう。




これなんだか判りますか?ホシガラスが食べた松の実デス。




ホシガラスの宴会場!沢山の松の実が落ちていた。




2,726m 86位 日本100高山61座目〝烏帽子岳〟頂上!




烏帽子岳を下って、次に前小河内岳を目指す。





稜線歩きは気持ちがイイ~。天気も回復傾向。




2,802m 64位 日本100高山62座目〝小河内岳〟頂上!




小河内岳の2等三角点!




小河内岳避難小屋。こじんまりとして良い感じ!




小河内岳避難小屋で、ビールと赤いきつねを注文。
小屋番さんと1時間ほど楽しいお話をして、今度泊まりに来ますと言って小屋を後にした。





烏帽子岳から少し下ったところで今日2回目の遭遇。
砂浴びをしていて1mまで近づいても逃げるそぶり無し。(37秒)





三伏峠下の水場。




なかなか水量も多くドラム缶から出る水でタオルを洗って首に掛けると気持ちイイ~




15時30頃テン場に無事帰還。ガスって来た。。




宴会スタート。焼き鳥の缶詰♫ビールに合うな~♪




いつものナッツ類!




次の日。。4時30分三伏峠小屋出発しまずは三伏山。




アップダウンを繰り返し本谷山。




樹林帯を黙々と進む。




急登を登りきったら突然塩見小屋が現れる。




塩見岳を登り始めてスグにある看板!癒される。




たけちゃんはあんまり危険マークのある岩場を登ったことがなかったが、
全く問題なくて楽しそう。





半分ほどから更に急な岩場を登ることになる。




当然ながら落石注意の看板。確かに不安定そうな岩が沢山ある。




そんでもって塩見小屋から1時間掛からず塩見岳到着。




塩見岳東峰。




赤石山脈の由来となった〝ラジオラリヤ板岩〟
兎岳方面から聖岳に向かう途中にあるラジオラリヤ板岩が有名だが、塩見岳にも露出している。





塩見小屋前で休憩。小屋を立て直すと噂があるが未だ本決まりではないらしい。




三伏山から三伏峠小屋とテン場を見下ろす。テントがカラフルで綺麗だ




林道を降りてからは〝赤石荘〟の温泉で汗を流し。




帰りに駒ヶ根市のソースカツ丼で有名な〝明治屋〟で大盛りを食す。




通常の大きさの味噌汁のお椀に比べるとカツのお椀のデカいこと。
大盛りご飯の上に大盛りのキャベツにカツが立て掛けてある状態。





厚みも申し分なし。完食しまスた。。ゲップ~




【雑感】

二日共に休憩を入れて10時間行動だったので結構疲れた。と思ったら帰りの渋滞が一番疲れる。全くもう!
久方ぶりに日本100高山のカウントが進んだ。これで、南アルプスの日本100高山は残り10座となり夏休みに8座登る予定。残り2座も片づけて今年中に南アルプスは終わらせる予定。


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