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山登り

〝両神山〟登山記録

投稿日:2013年6月25日 更新日:


2013年第11弾は日本百名山の〝両神山〟に登ってきました!


 6月23日(日)梅雨の合間に、モッチ~と二人で両神山へ日帰り登山行ってきました。

埼玉県内にある純粋な日本百名山はこの両神山だけです。その他はすべて他県との県境に位置してます。
山名は、イザナギ、イザナミの2人の神を祀っていることから両神と呼ぶらしい。

 両神山の標高は1723m。日向大谷登山口の標高約700mあり頂上までの標高差は約1000m。コースタイム3時間30分雲取山より標高差は少ないが距離にして半分の5.6kmで急登が予想される。

 集合場所を5時に出発し、関越自動車道路を使い花園I.Cで降りて国道140号線を使い秩父方面へ、途中〝皆野寄居バイパス〟有料道路を使いショートカット。途中でコンビニに寄って昼飯を調達してから国道299号線に入り、県道279号線で両神山登山口の日向大谷口を目指して車を走らせるがなかなか山道らしくならない。とっ思っていたら急に道幅狭くなり山道らしくなってきたと思ったらすぐ登山口の駐車場に到着。第二駐車場まで満車だったので、ガラガラの第三駐車場に車を止め登山準備を整えてから7時20分両神山荘脇から登山道に突入した。
 1.5kmほどは登ったり降りたりで標高差はほとんど無し。会所で七滝沢コースと清滝小屋に向かうコースと別れるが、今回は清滝小屋コースで登る。ココから清滝小屋を過ぎて両神神社まで急登が続く。清滝小屋手前5分ほどのところに弘法乃井戸と呼ばれる水場があるが清滝小屋にも水場あり。清滝小屋はそれはそれは立派なつくりで、何年か前まで有人の小屋であったが現在は一部開放して無人小屋となっている。 水洗のトイレや屋根付き流し付きの休憩所まであり理想的な環境で10張ほど可能なテン場もある。20分ほど休憩して頂上を目指して出発する。まずは〝鈴が坂〟の九十九折りを登り七滝沢コースと合流する産泰尾根(産体?)に出る。ココからクサリ場が始まるが、クサリやロープを使わなくても全く問題なく登れる程度。クサリ場を過ぎても両神神社まで急登が続く。ココから先はチョッとしたクサリ場はあるものの概ね平坦な尾根道が頂上まで続く。頂上は狭く10人も居れば座るところが無くなるほど狭く写真を撮ってすぐに下山した。。

 ココしばらくは月2回ペースで山登りに行っていて登山体力が維持できている。本格的な登山シーズンがあ~楽しみ♫




満車の第二駐車場




案内板。




両神山荘に向かう近道。




この日向大谷口が両神山登山の表山道らしいデス。




登るとすぐ両神山荘があり、この脇を抜けて登り始める。




頂上まで5.6km。ココから1.5kmほど登ったり下りたりでほとんど
標高を稼げないことから、実際は4kmで1000m登ることになる。





すぐに鳥居があり、ココが入口って感じがする。




こんな感じの緩やかな谷筋の道を通る。




ほとんど傾斜を感じない。




幹回り5mはありそうな杉の大木。




標高差のない1.5km歩くと会所に着く。七滝沢コースと清滝小屋コースの分岐。




清滝小屋コースを進むと数か所の沢を渡る。




天気はすっきり晴れず雨が降る感じはしないがどんより。




もみじが多くて紅葉の時期は期待できそう。




このあたりもいいな~。




会所からは急登が両神神社まで続く。




清滝小屋手前5分ほどの場所にある弘法之井戸と呼ばれる水場に到着




汗を掻いた体には冷たい山の水が染み入る。




清滝小屋到着。両神山荘を出て1時間40分程度で到着。





立派な作りの清滝小屋。数年前まで有人小屋であったが現在は無人小屋。




水洗で立派なトイレで綺麗!




休憩場所には屋根もあり至れり尽くせり。蛇口が4ヶ所着いた流しもある。




すぐ上には10張り程可能なテン場。




20分ほど小屋で休憩し頂上を目指して登り始める。まずは急登の〝鈴が坂〟を登って行く。




急登の九十九折を登って行く。




とにかく急登急登また急登。




ようやく鈴が坂を登りきると産体(泰)尾根に出る。ココで会所で別れた七滝沢と合流する。




頂上方面を見ると雲が掛っていて展望悪そう。




ココからクサリ場が出てくるが特別難しくもなく難なく通過。
クサリやロープは切れる可能性があるので体重全てをクサリやロープに預けるのは危険。





木の根っこなど掴みながら登るとクサリは必要ない。




この冬に倒れたとみられる倒木で、大きな石の上に根を張っていたので根こそぎ倒れていた。




両神神社に到着。ココで急登はおしまい。




鳥居の脇にある狛犬。これは山犬でオオカミだそうです。




ココから頂上まで800mの平坦路が続く。
白井差コースは、登山口の地権者ともめて予約と環境整備料の1000円が必要となった。





彫り物が立派!




頂上手前でクサリ場が2~3ヶ所あり。




残り100m!この看板いらなくネ~




最後のクサリ場。ココを登りきると両神山頂上。




ようやく頂上に到着。休憩込で3時間掛った。




立派な頂上の碑




三角点にタッチ!




頂上は狭くて10人くらいで満員。。




右に行くと群馬県側登山口の八丁峠トンネル登山口に向かうコース。




下の方は晴れている?




下山途中清滝小屋でおにぎり2個とゆで卵を食べて下山し、12時45分登り口の両神山荘に到着。




帰りに両神温泉〝薬師の湯〟に入って帰宅しました。



【雑感】

 急登好きの私にはなかなか萌える登山コースだった。天気が曇りがちなのと、前日に振った雨で滑りやすくなっていたので特に下りに神経を使った。
 雲取山同様に比較的近いので何度か来ることになりそうだ。清滝小屋に大人数でテン泊しながらアルコール飲むのも悪くないナ~

 登山口は違うのですが同じ日に両神山を登山された方が滑落して亡くなりました。
 両神山は平成22年から死亡事故は今回を含めると6件も起こっていて意外と多く危険な山であることに間違いないです。
 気を引き締めて登山してください。



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