今回は、無事登頂できました。^^
3月16日(土)~17日(日)で新穂高ロープウェイを利用して、西穂高岳に登ってきました。
西穂高岳は、去年の11月末頃から予定を立てていたんだけど、天気などに阻まれて3月半ばでやっと登ることが出来た。
北アルプスは、1月・2月は天候が安定しないため、埼玉から晴れの日を狙って登りに行くには難しい。大抵のパターンは松本側の天気は晴れだが、高山側の天気が曇りか雪の予報。更には風の強さも考慮しないといけない。
3月に入ると天気が安定してきて松本側・高山側両方晴れの日が増えてくる。
今回登った3月16日~17日は2日とも日中は晴れの予報。更に日曜日の風は10m/s前後と弱く絶好の登山日和の予報。
久々の雪上テントで、ドイター75L+10Lザックの出番。
自宅から新穂高までは片道250kmあるので運転の楽なフィトシャトルHVで行きたかったが、道路状況が判らないためジムニーで出動。結局フィトシャトルHV(ノーマルタイヤ)でも問題なく行けた。
新穂高の駐車場は夏場の無料駐車場に置いたが、もっと近くに無料駐車場があった・・・・・ガックリ
新穂高ロープウェイは通常12才以上は第一・第二ロープウェイ両方使うと往復2800円だけど、コンビニとかでJTBの割引券を買うと2,240円で560円安く買える。但しザック重量が8kgを超えると片道300円追加料金が発生する。結局2,240円+600円(往復荷物代)で2,840円也。JAF会員やモンベル会員割引などもあるが併用できるかは?
新穂高ロープウェイの西穂高口駅から西穂山荘までは、25kgを越えたザックを背負って本調子が出ないまま喘ぎながら西穂山荘に到着。
西穂山荘にテン場代500円を払って木の近くにテントを設営する。この時期は広いテン場でどこにでも張れるが、翌朝10時までにテントを撤収しなければならない。なぜなら10時以降ヘリで荷揚げにテン場を使うためテントが飛ばされる危険があるそうだ。
テント設営後は、西穂山荘で山菜うどんを注文。ついでにビールも!
その後は、明日の下見を兼ねて独標まで登ってみる。途中アイゼンを引っかけて転んで膝を岩に強打・・・しばらく蹲ったら治った。
テントに戻ってまずは綺麗な雪を取ってきて水を作る。その後日本酒とつまみで気分が良くなったところで、小一時間昼寝。zzzzzzzz
起きたころには、雪が降ってきた~。あちゃ~トレースが消えちゃう~。。
結局21時頃に止んだので大したことなくてよかった。
次の日は3時30分に起床しコーヒーを沸かし、つぶあんパン2個食べる。またシェラフに潜り込んだりしてうだうだしながら5時まえにテント撤収を始め、山荘横にデカザックを置きアタックザック(オスプレイDAYLITE)で6時に出発。
西穂山荘⇒ 丸山⇒ 独標⇒ ピラミッドピーク⇒ 西穂高岳⇒ ピラミッドピーク⇒ 独標⇒ 丸山⇒ 西穂山荘のピストン
西穂山荘に戻ってきたのが11時で約5時間掛かった。
すぐにアタックザックをデカザックに押し込み下山開始。
3月18日~24日まで新穂高ロープウェイは点検のため運休です。
今回も動画多めにしてみました。
ドイター75L+10Lザック重すぎ。。
新穂高ロープウェイ乗り場。
新穂高ロープウェイの西穂高口駅を出た。
西穂高岳までの険しい登り。
画像にマウスを載せると山道のピークを表示
1時間ほどで西穂山荘到着。
人気の山なので、日帰り客などで賑わっている。
涸沢ヒュッテと青年小屋の主人も遊びに来ていた。
山荘前の巨大雪だるま。
木の横にテントを設営。
テント設営後に山荘で山菜うどんとビールを頂く。
下見を兼ねて独標を目指す途中で前穂高岳・明神岳。
西穂丸山到着。
独標までの急な登り。ココが一番つらい。
独標を往復して山荘まで帰ってきたら、天気予報通り少し曇り始めた。
テントサイト。左側の緑のテントの左側がマイテント。
綺麗な雪を取ってきて水作り。
火を使っているとテント内温度4℃。外でも0℃程度
昼寝の後顔を出すとテントが増えていた。
雪がちらついてきた。
滑落防止訓練をする人。
今日の夕飯。ビーフシチュー
イスカのテントシューズ。足が冷えると眠れないので重宝する。
次の日朝、日の出を見るため宿泊客が集まってきた。朝の気温ー7℃
朝焼けの乗鞍岳。
笠ヶ岳頂上に日が当たり始める。
登山を開始。丸山直下でビバークするテント。
独標に向けた登り。
雪庇。
乗鞍岳と焼岳を背に急登を登る。
錫杖岳の後ろに白山。
独標直下。
独標の登り。(6分11秒)
11峰 独標頂上。
独標を下ったところから映像スタート(7分34秒)
映像の後半にある10峰の下りが一番危険だと思う。
8峰 ピラミッドピーク頂上。
ピラミッドピークを越えて西穂高岳を目指す。
振り返って、手前が3峰で後ろ側に4峰チャンピョンピーク。
西穂高岳直下の登り(4分18秒)。頂上直前でメモリーFULLで終了
2,909m西穂高岳頂上。後ろに槍ヶ岳も見える!
上高地を流れる梓川
頂上からのスーパー絶景を前に、夢中でシャッターを切る。
どこにカメラを向けても絵になる。
雪の西穂高岳山頂は狭くて、左右がスッパリ切れ落ちている。
どちらも数100mは滑落しそう。写真を撮ったら早々と下山する。
西穂高岳直下ロープを出して下っている。少し前にココを数メートル滑落した人がいたそうだ。
ピッケル2本使って慎重に下山する。
雪の斜面を横切る。登る時は何とも感じなかったが下る時は慎重に!
たまたま登ってきた西穂山荘の方に教えてもらった〝狸岩〟。
尖った7峰。
ピラミッドピークから見下ろす。
ピラミッドピークから独標をズーム。
ピラミッドピークから上高地側を見下ろす。
10峰を登り返す。
10峰からピラミッドピークを振り返る。
独標の登り返し。
独標から丸山を目指す下り。
スーパー快晴の中、スーパー絶景見ながらを下って行く。
ズッとここに居たいような絶景(2分00秒)
新穂高ロープウェイの西穂高口駅まで下ってきた。雪の回廊
帰りに寄った〝わたなべ〟で食べたそば。
同じく〝そばがき〟。
【雑感】
・厳冬期と比べると登りやすい時期だと思うが、逆に雪が締まっていないのでズリ落ちそうで怖い。
・17日は快晴で風も弱く絶好の登山日和だった。小屋の人もここまで条件の良い日は滅多にないと言っていた。
・お昼頃には10℃近くあり日差しも強く、下りは暑くてきつかった