訪問日:20-JUL-2008
概要 ※ウィキペディアより
光岳(てかりだけ)は赤石山脈(南アルプス)南部の標高2,592mの山である。日本百名山に選定されている。
富士山南斜面の同じ標高の地点(富士宮口六合目付近)よりも緯度にしてわずか10秒、距離に換算して300 mほど南に位置し、2,500mを超える山としては日本の最南端にある。国内には光岳より南にそれより高い地点はない。
山頂部がわずかに森林限界を超えており、ハイマツおよび高山帯植生の分布の南限(ハイマツは世界最南端の自生地)及びライチョウの生息地の南限に当たることでも知られている。
山の上部は、南アルプス国立公園内に指定されていて、その最南端の山である。南東部のツガなどの針葉樹林帯は1976年(昭和51年)3月22日に環境省により、「大井川源流部原生林自然環境保全地域」に指定されている。
山頂のすぐ東には光小屋の山小屋があり、イザルガ岳との間のゼンジヶ原は二重稜線となっていて、周氷河地形の名残である窪地状の亀甲状土の地形が見られる。周辺ではシナノキンバイ、ハクサンフウロ、ホソバトリカブトなどの高山植物が見られる。光岩周辺では、チョウノスケソウや南アルプスの固有種であるミヤマムラサキなどの群生地がある。
井川村史では、「三隅嶽ハ安倍、榛原、下伊那三群ノ間ニ有リ」と記され、かつては「三隅嶽」と呼ばれていた。 山頂の南西直下に遠州側から遠望した時に夕日に照らされて白く光って見える光岩(てかりいわ)と呼ばれる石灰岩の岩峰があり、これが山名の由来である。明治期に陸地測量部測量官が名付けた。
登山記録
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光岳
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