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足利フラワーパーク_PHOTO GALLERY

投稿日:2019年10月17日 更新日:

訪問日:05-MAY-2007

概要 ※ウィキペディアより

 あしかがフラワーパークは、栃木県足利市迫間町にある花のテーマパーク[5][6]。足利三名所の一つ。

栃木県足利市堀込町(現朝倉町)に大地主である早川社長の父が、戦後の1920年代に庭の片隅に大藤を植樹したことが当園の起源である。その大藤を界隈の人たちに楽しんでもらおうと1968年(昭和43年)に庭を改修してあしかがフラワーパークの前身となる早川農園が設立される。
 周囲ははじめは田園地帯であったが、その後周辺が都市化し、市の都市開発計画や園の収益性の向上を求めて1996年2月に大藤4本を現在地に移植した。移植は日本の女性樹木医第1号である塚本こなみによって行われ、日本で初めての成功例となった。
 園内はフジ以外にも数多くの花々や植物で彩られていて、春から秋にかけて市内外から数多くの来場者を集める。元々は湿地帯だった場所でもあり、園内は池やクリークなどの水辺も多くある。

 目玉であるフジ(ノダナガフジ3本、八重黒龍1本、白フジのトンネル一式)は栃木県天然記念物に指定され、これらが見頃となる4月中旬から5月中旬に「世界が息を呑んだ美しさ」をキャッチコピーに「ふじのはな物語」と称する藤まつりが開催される。開花時期に合わせ夜間はライトアップされた藤の花を観賞できる。このライトアップが後のイルミネーション開催への契機にもなった。この時期にはバスツアーが多く組まれたり、富田駅〜足利市駅に停車する臨時列車が多数設定される。

 この大藤の木が映画アバターに登場する「魂の木」に似ていると称賛され、2014年1月、CNNにより「フィンランドのオーロラ」や「マダガスカルのバオバブの道 」などと共に「2014年の世界の夢の旅行先10カ所」に日本で唯一選出された。

 草花が停滞期とされている冬季(10月下旬〜2月上旬)はイルミネーション「光の花の庭」が開催される。イルミネーション「光の花の庭」は、約180万球の藤の花弁の形をした薄紫色のLED電球を使った満開の大藤を再現した演出をはじめ、山の斜面や既設のパーゴラを利用した動く光の壁画や、水辺の多い園内の特徴を活かした水鏡による光量の倍増効果を狙ったイルミネーションなど、合計で約500万球(2019年現在)を使った大規模なものであり、さっぽろホワイトイルミネーション(北海道札幌市)・ハウステンボス 光の王国(長崎県佐世保市)とともに、夜景観光コンベンション・ビューローが認定する「日本三大イルミネーション」および東京ドイツ村(千葉県袖ケ浦市)・江の島「湘南の宝石」(神奈川県藤沢市)とともに、同協会が認定する「関東三大イルミネーション」に指定されている。
 さらに2014年には、調色機能に加えて曲げることもできるフレキシブル有機EL照明パネル(開発:コニカミノルタ)を用いた、世界初の有機ELイルミネーションが登場している。2001年に6万球で始められたイルミネーションは年を追う毎にその規模を拡大し続け、2016年同協会主催の「第四回イルミネーションアワード」ではイルミネーション部門において単独で全国1位を初めて達成している。
 これらイルミネーション演出の制作は自由度の追求やコストの関係によりすべて園の従業員が自力で行い、今流行りのプロジェクションマッピングの導入や、外部業者への委託は一切行なっていない。入園料も他のイルミネーション施設と比較して低廉で、コストパフォーマンスが良いと多方面から評価されている。

 同じく花の停滞期とされている夏季(7月〜8月)はレーザーライトショーをメインとした「フラワーファンタジー in サマー」が開催される。レーザーライトショーはレーザー光線と音楽による演出の「レーザーショー」や、レーザー光線とミストシャワー(ミスト散布)の融合による演出の「ウオーターショー」が行われる。他にもイルミネーションが部分的であるが先行開催される他、縁日屋台やプレイスポットが設けられ、打ち上げ花火が上がるなど園内は夏祭りのような雰囲気となる。

 春季のライトアップとイルミネーションが日本夜景遺産に選定されている。同一施設における複数の「日本夜景遺産」の認定は全国初である。

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