前回も書いたように、管理人の家の駐車場は盗んで下さいと言っているかのように無防備な状態で、対策が必要なのは歴然です。
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ランドクルーザー70_盗難に関して調べてみてビックリ!
ランドクルーザーは毎年盗難件数上位だと聞いているので調べてみた。 ※全て一般社団法人日本損害保険協会調べ メモ この統計は全て保険金を支払った事案に限られていて ...
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どんなセキュリティがあって、どれが有効なのか私なりにまとめてみました!
まずは純正キーから調べてみました。 ランドクルーザー70はリモコンキー。※スマートキーでなくてよかった。
「リモコンキー」とは?
・ドアの解錠施錠:離れた場所からキーに付いているボタンを押して行う事ができる。
・エンジン始動:従来通りにキーシリンダーにキーを差し込み回して始動。
「スマートキー」とは?
ポケットやバッグにキーを入れたままで、
・ドアの解錠施錠:ドアノブに手を近づける、ドアノブを引くなどの動作だけで可能。
・エンジン始動:クルマ本体に付いたスイッチをONにする事で始動。
つまりスマートキーの電波さえあれば、ドアの解錠施錠とエンジン始動が可能
注意ポイント
スマートキーは本格的な盗難する連中に狙われるとまったくの無防備。
リレーアタックと呼ばれる方法でスマートキーの電波をコピーすればドアは開くし、スイッチを押せばエンジン始動し、次にエンジンを止めるまではどこまでも走れてしまう。 リレーアタックの手口は下の動画参照
これは出先でのリレーアタックの動画だけど、自宅でも玄関の近くにスマートキーを置いていると電波を拾われて同様の手口で盗まれています。
スマートキーから電波が出ないように設定する事も可能なので各メーカーにお問い合わせください。 動画はトヨタの場合です。※簡易的にキーの電波を遮断するにはアルミホイルを巻けば大丈夫。
メーカーから純正セキュリティも発売されているが、それでも沢山のランクルが盗まれているデータを見ると、個別にオーナーがセキュリティを設置するしかないと確信した。
ポイント
まずセキュリティを考える上で一番大事なのは、簡単には盗めないぞとアピールすること。 いわゆる盗難抑止力で、車上荒らしや車を盗もうとする輩にこれ見よがしにセキュリティを見せることで盗難をあきらめさせることが大事。
例を挙げると、「防犯ビデオ・人感センサー付きライト・ハンドルロック・タイヤロック・車内LED点滅(セキュリティ用)」等々。
続いて世の中に出回っている車盗難に関するセキュリティを分類すると、
物理的にロックするセキュリティ
ハンドルやタイヤを物理的にロックするセキュリティで、毎回駐車する時にセットして鍵をし、乗る時に鍵を解除し本体を片付けなければならない。面倒ですね。でもこの面倒くさいが大事なんです。
例えばハンドルロックやタイヤロックは鍵を壊すか、切断するしかなく盗む方も面倒だと思うはず。ハンドルロックを外す行為は車内で行われるため音が外に漏れる事が少ないが、ホイルロックは車外で行われるためそれなりに音もするだろうし。道路側のタイヤに設置することで人目に付く。このように物理的ロックは盗もうとする輩に「労力」と「時間」と「目立つ」ため盗難を諦めさせるにはとても有効な手段だと思う。
車の異常検知で警報を鳴らすセキュリティ
・簡易的な警報装置 ダッシュボードの上に置くだけや、OBD2の配線を利用しドアのこじ開け・車の傾斜など異常を検知したらその機器から警報を鳴らす装置。 設置も楽で値段も安いが、車内で音が鳴るため車外まで気が付きにくい。
・本格的な警報装置 警報用の専用配線と別付けの大音響防犯ブザーを設置しドアやテールゲートのこじ開けや、振動を検知。更にタイヤ・ホイルを盗もうと車体を傾斜させると検知しが防犯ブザーが鳴る。
また車の周りをうろちょろすると、威嚇する警報が鳴るし、検知するとドライブレコーダーが一定時間録画をする機構も備わっている。
数万円〜30万円し値段が問題。
※注意しないといけないのは、ボンネットをこじ開けてバッテリーを外すと警報そのものが鳴らないので、ボンネットこじ開けに対しても警報を鳴らすことが大事。
本格的警報装置を扱う有名なメーカーとしては、
・加藤電機が扱う海外メーカーのVIPER(バイパー)・HORNET(ホーネット)
・レーダー探知機大手ユピテルのPanthera(パンテーラ)・Grgo(ゴルゴ) など
※ユピテルは全て取扱い店の専売モデルなので、自分で取り付けることは出来ないし、 実際プロに任せたほうが安心。
GPSによる監視
ココセコムのGPSで駐車中の車を常に監視し、その場所から100m車が移動すると、車の所有者に電話連絡が入るサービス。 簡易版として、パソコンやスマホを使って自分で監視し、異常があればセコムに通報するサービスもある。
セキュリティではないが盗難保険
自宅では完璧なセキュリティでも、外出先で駐車することなど考えると、絶対盗まれない様にすることは不可能です。
最悪盗まれても車両価格の大部分を金銭的に補償する。これは任意保険の車両保険に加入すれば盗難にも保障もしてくれる。
車両保険のエコノミー(車対車のみ・自損当て逃げは保障しない)でも盗難保険は付いているのでこちらも選べる。
結局管理人はどんなセキュリティを導入したかと言えば、
①盗難抑止力関連
②物理セキュリティ
③異常検知警報
④盗難保険(車両保険)
の4段構えで設置しました。具体的内容はおいおい記事にしていきます。
ココセコムのGPS追跡も導入しようと考えたが、設置する機器が大きすぎて置き場に困り見送った。 機器が小さければ間違いなく導入したと思う。
ちなみに値段は、
初期設置に23,900円(税別)
毎月2,400円(税別)
契約するとスグには解約できない3年縛りがある。3年以降は1年更新。
但し、2週間のクーリングオフ期間有り