仙ノ倉山
仙ノ倉山(せんのくらやま)は、群馬県利根郡みなかみ町と新潟県南魚沼郡湯沢町にまたがる山。谷川連峰に属する。標高2,026mで二等三角点が置かれている。ぐんま百名山で、「ぐんま県境稜線トレイル」コースになっている。
山容は穏やかで花畑が続き、眺望にも恵まれ日本二百名山に選ばれている。登山ルートは、谷川岳の肩ノ小屋から万太郎山を経て上越国境稜線を縦走するほか、国道17号の湯沢町元橋にある平標登山口から平標山経由で入山することができる。付近の宿泊施設には平標山の家がある。
登山日:2019年05月12日(日)
今回の登山ルートは、平標山登山口から仙ノ倉山をピストンする。
G/W後半に登った茅ヶ岳は、短くてちょっと消化不良気味だったので、今回はそこそこのルートを選んでC.Tは4時間の仙ノ倉山に登る事にした。
数人に声を掛けたが、参加するのはS隊員だけ。
当日S隊員の自宅に4時30分迎えに行き、圏央道と関越道を使い月夜野I.Cで降りるつもりが、通り過ぎて水上I.Cまで行ってしまった。国道291号線を南下し国道17号線に入り猿ヶ京温泉を越え、苗場スキー場を越えた先の平標山駐車場に辿り着いた。
登山準備を済ませ、8時登山スタート。川沿いを歩き橋を渡ると松手山コース登山口がある。いきなり階段の急登でスタート。
四合目の鉄塔で休憩。時間的にも休憩場所としても丁度良い。
休憩後先に進むと、稜線にだけ残雪が残っている珍しい光景が目に飛び込んできた。真っ先に稜線から溶けていきそうだけど、なぜか稜線にだけ雪が残っている。
まあどちらにしても涼しくて良い感じに歩けた。
残雪の稜線歩きが終わると急登に変わり、最後になだらかな稜線を進むと平標山頂上に到着。写真だけ撮って仙ノ倉山に向かう。ココから仙ノ倉山までは気持ちの良い稜線歩きが出来る。夏にはお花畑になるらしい。
なだらかなアップダウンを進むと仙ノ倉山頂上に到着した。少し霞気味だけど、燧ケ岳や至仏山・日光白根山などが見渡せた。
昼飯を食べて下山を開始し15時30分頃駐車場到着。
帰る途中にある猿ヶ京温泉「まんてん星の湯」で汗を流した。
その後、沼田のとんかつ街道にある「ゆき藤」でみそカツ丼を食べて帰った。
ダム湖の赤谷湖に掛るコイノボリ。
朝は無風で垂れ下がる。。。逆に無風で水面が鏡のよう!
平標山登山口有料駐車場。600円也 先客10台ほど
きれいなトイレが設置されている。 横には水道もあり靴の汚れを落とすブラシもあった。
気持ちよく600円払える。
良いね~。
今回の同行者。前の茅ヶ岳も一緒に登ったS隊員
橋渡ってすぐ登山口。。
まずは松手山を目指す
いきなり階段の急登!歩幅が合わないので歩きにくい。
1合目。たぶん平標山までの行程を10等分
二合目。
早くも残雪が現れた
展望が開けてきた。苗場スキー場方面
三合目!
鉄塔に到着。この鉄塔は駐車場からも見えるので良い目印になる。
時間的にも最初の休憩場所に丁度良いし、鉄塔の台座が座りやすい。
鉄塔の目の前が四合目~
少し進むと本格的な残雪が現れる。
振り返ると苗場山がくっきり!落ち込んでいる雲尾坂もはっきりわかる
平標山まで半分登ってきた。
稜線手前で残雪。
画像では切れたけど右奥に平標山が見えた。
すごい稜線上に残雪の道が・・・。竜の背中と命名
松手山到着。
三角点が倒れてるし。。
稜線だけに残った雪!
今までこんな光景見たことないかも。
残雪歩きは涼しくて気持ちいい~
なんで稜線だけ残雪が残っているんだろう?
本来稜線から雪が解けていきそうな気がするけど。
残雪の稜線歩きが300mほど続く。
チョッと歩きにくいがアイゼンを付けるほどじゃない。
残雪の稜線終了!
振り返ると苗場山。良い景色だ。
七合目からは平標山まで急登が始まる!
急登途中で八合目!
急登を登り切って残りはゆるやかな稜線を歩いて平標山へ!
この階段は段差が緩やかで歩きやすい!
真ん中に双耳峰の谷川岳!
九合目到着!
チョッと開けた九合目
大山祗神!山の神様らしい
頂上まであとわずか!
越後の山も見えてきた!
平標山到着!
支柱がやたらとごつい!
平標山は休憩せずに次の仙ノ倉山へ向かう!
平標山から下ったところに良いベンチが設置されていた。
この稜線は夏にはお花畑になるらしい。
そのころまた来て見ようかな~
気持ちの良い稜線!
仙ノ倉山に向かう稜線から平標山を振り返る!
歩きながらの隠し撮り。苦しい顔してるかと思ったら涼しい顔して歩いてた。。
東芝ランプ。。。そういえば荒船山にはマツダランプがあったっけな~!
どちらも東芝が作ってたようだ。
三井鉱山パーティー(2名)と東芝マツダパーティー(3名)の2組5名のうち1名だけが救助され4名は疲労凍死。この遭難は天候不順の他に、仙ノ倉付近の道標がいたずらにより向きを変えられて起こったとも言われています。道標は遭難の後、マツダランプ山岳部によって設置され、その後各地に設置されていった。
遠くから見るとなだらかな稜線に見えるけど地味にきついアップダウンがある!
最後の登り!
仙ノ倉山頂上到着!360度見渡せる大展望!
記念に集合写真!
谷川岳をアップで!トマの耳とオキノ耳。耳の名前が付いていることから、これこそ双耳峰だな!
越後の山方面で、越後駒ケ岳や八海山なんかも見えているんだろうな~!
方向版!
多いところで3mは残っている!
この時期ならではの楽しい稜線歩きだった!
SCTってなんだろう?
SCTはスノーカントリートレイルの略でした。 雪国観光圏3県7市町村をつなぐ全長約307kmのロングトレイルです。古い街道や峠道などの古道、山岳の縦走路など変化に富んだコース。
温泉地を巡るようにルートが設定されていますので、温泉で身体を休めてからまた次の温泉地まで、という“歩く旅”も楽しめます。
【雑感】
残雪の稜線歩きは楽しかったな~。夏場に平標山から仙ノ倉山までの稜線はお花畑になるらしいのでまた来てみようかな。