訪問日:28・29-OCT-2011
概要
早川尾根は南アルプス北端に位置し、山梨県南アルプス市・北杜市に跨り、甲府盆地からは甲斐駒ヶ岳と鳳凰三山を結んだ尾根として見上げることができます。栗沢山と鳳凰三山の地蔵岳の間には、いくつかのピークが連なり、その最高峰がアサヨ峰(標高2,799m)です。
早川尾根を縦走する登山者は少なく、夏のシーズン中でも静かな山行を満喫することが出来ると思います。 しかし、登山道はしっかり整備され、ルートを外す心配はありません。
一方、アサヨ峰と栗沢山間の稜線は大変人気の山域で、多くの登山者が入山します。 この間は鎖が設置されるほどの難所ではありませんが、急峻な岩稜が続き、早川尾根の核心部ということが出来ると同時に、甲斐駒ケ岳、仙丈ヶ岳、北岳の展望が素晴らしく、特に栗沢山は甲斐駒ケ岳の展望台として単独で登られることも多くあります。
地蔵岳から高嶺にかけては変化に富んだ楽しい区間で、鳳凰三山の白い花崗岩の美しい岩肌を眺望出来るのも特徴の一つです。
高嶺からミヨシノ頭までの区間は、ほぼ樹林帯の中で、時折木々の間から甲斐駒ケ岳、仙丈ヶ岳、北岳等が望める程度で、やや退屈します。
早川尾根のほぼ中間地点に、テント場のある早川尾根小屋があるので、縦走にも安心
登山記録
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早川尾根
2011/10/28・29 早川尾根から鳳凰三山まで縦走して来ました。 先月に行った甲斐駒ケ岳から見た鳳凰三山に続く早川尾根。去年から行ってみたいと思っていて ...