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小説紹介

小説紹介 「生還」羽根田 治 著

投稿日:2018年4月17日 更新日:


小説紹介 「生還」羽根田 治 著

 
 週に多い時で3回ジムに通うようになって、毎回エアロバイク40分間を2回と筋トレ1時間行っている。エアロバイク40分間が暇なのでズッと小説を読みながらペダルを漕いでいる。この時に読んだ小説を時々紹介します。

 3冊目は、羽根田 治 著「生還」です。
 羽根田 治(はねだおさむ)日本のフリーライター、編集者。埼玉県浦和市(現さいたま市)出身。埼玉県在住。鳩間島在住。
 登山や山岳遭難などのアウトドア系の執筆のほか、沖縄県(特に八重山諸島の鳩間島)をはじめとする自然をテーマにした執筆活動を行っている。又、山岳遭難、事故の取材も行っている。

裏表紙の内容紹介

 山で遭難し、生死の境をさまよった後に生還した登山者に密着取材。厳冬の北アルプスから近郊の低山まで、ある者は重傷を負い、ある者は十七日間の長期に及んで、山に閉じこめられながら、彼らはいかにして生き延びたのか。悪天候や寒さの中、食糧も絶えた極限状態からの生還の理由を、遭難者の肉声から探る。

この本の中で筆者は山で遭難して生きて帰るには以下の3項目が最も重要と言っている。
・登山の計画を家族と地元警察に提出する。(登山届を登山口で出す)
・しっかりした装備。(ツェルト・マッチ(ライター)・コンロ・非常食)
・遭難したら救助が来るまでジッと待つ。

 8つの遭難ケースが納められていて、読んでいて自分でも思い当たるような箇所が沢山あって山登りの意識が変わるような内容でした。当たり前ですが、登る山とルートは必ず家族に知らせることと、登山口での登山届の提出は必須だと感じました。
 あと思い込みですね。私も中央アルプスで進んでいるつもりが、何時の間にか元来た道を引き返していることに気が付かずに1km以上進み、途中で追い越した人に出会ったのに全く信じられなかった経験があります。




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