週に多い時で3回ジムに通うようになって、毎回エアロバイク40分間を2回と筋トレ1時間行っている。エアロバイク40分間が暇なのでズッと小説を読みながらペダルを漕いでいる。この時に読んだ小説を時々紹介します。
2冊目は、星野道夫著「旅をする木」です。御存じアラスカを中心に動物や自然を写真家、探検家、詩人の星野道夫です。
1996年8月8日の午前4時頃、TBSテレビ番組『どうぶつ奇想天外!』取材のため滞在していたロシアのカムチャツカ半島南部のクリル湖畔に設営したテントでヒグマの襲撃に遭い、死去した。43歳没。
広大な大地と海に囲まれ、正確に季節がめぐるアラスカ。1978年に初めて降り立った時から、その美しくも厳しい自然と動物たちの生き様を写真に撮る日々。その中で出会ったアラスカ先住民族の人々や開拓時代にやってきた白人たちの生と死が隣り合わせの生活を、静かでかつ味わい深い言葉で綴る33篇を収録。
アラスカ先住民族との交流や、大自然の中で孤独な撮影に挑む心情が気持ちよく伝わってくる本でした。心が弱っている時に読むといいかな。^^