宮之浦岳と阿蘇山を除くと西日本で登り残している百名山は紀伊半島の「大峰山」「大台ヶ原」と、中央アルプス最南端の「恵那山」の三座だけ。
これを登るために、11月4日(金)~11月5日(土)で登りに行ってきました。
今回は、恵那山デス。
11月5日(土)中央高速道路の恵那峡S.Aで車中泊。5時起床し、朝飯・トイレ・着替えを済ませ出発。恵那山トンネルを越えて園原I.Cで降りて広川原登山口へ向かう。
この園原I.Cが使いにくく、このI.Cを利用できるのは名古屋側からのみ。名古屋からアクセスすればこのI.Cで降りられるし名古屋方面に帰るのであれば乗る事が出来る。関東側から来ると、降りられないし乗ることもできないI.Cだ。関東側から広川原登山口に行くには、園原I.C手前の飯田山本I.Cで降りて向かうことになリ10km以上遠回りになる。こんなI.CをハーフI.Cと呼ぶらしい。
とりあえず今回は名古屋方面からのアプローチになったのでスムーズに登山口に向かうことが出来た。途中から道は細くなるもののダートもなくすんなり登山口に到着。すでに15台ほどが停車していて1/3は出発している模様。
登山靴を履いてザックを背負い出発。まずは林道を1kmほど歩くと川原に下り、本谷川を越えると本格的な登山道になりしばらく急登が続く。半分くらい登ると登山道に笹が増えてくると東側の展望が一気に広がる。
中央アルプス・南アルプス・八ヶ岳が見渡せる。特に南アルプスの見え方が圧巻。甲斐駒から光岳からさらにその先までズーっと見える。多分大無限・小無限からその更に先まで見えている。聖岳と上河内岳の間から富士山もチョッとだけ見えた。
そこ以外はとにかく樹林帯を登るルートなので展望が無く黙々と登るだけ。駐車場を出発し2時間30分で頂上到着。展望台があるけどここからも展望はまったくなし。多分昔はもっと木が低くて展望台から良く見えたんでしょうけど、現在は木が育っちゃってまったく展望なかった。おにぎりとパンを食べて下山を開始し駐車場まで戻ってきた。
その後は「野熊の庄 月川」で温泉に入り、ひとつ遠い飯田山本I.Cから高速に乗り自宅へ帰った。
峰越林道ゲート前駐車場。
駐車場の看板。日本一星がきれいに見える町阿智村。
紅葉に染まる稜線に日光が当たる。
沢にはまだうす暗い状態。。
所々に紅葉が残っているけどかなり終盤。
林道歩き約1km。
上の方には落葉松もあるのかな?
トンネルを越えると登山道は近い。
ココから本谷川に降りて渡ると本格的な登山道になる。
良い感じの葉っぱ。[α7Rで撮影]
本谷橋を渡る。
急登を九十九折に登って行く。
登山道には看板が目立つ。
落ち葉が膝にやさしい。近頃特に膝の調子が・・・・・
10等分された標識が頂上まで続く。1/10
2/10!
ようやく登山道に日光が差す。
良く整備されている登山道。
3/10。
落葉松の黄色が蒼い空に映える。[α7Rで撮影]
4/10。
休憩適地。
5/10半分登ってきた。
6/10
一気に東側の視界が広がり目の前に南アルプスがド~ン。[α7Rで撮影]
北東側には中央アルプスと八ヶ岳。[α7Rで撮影]
あんまり見慣れない方向からなので初めは景色に戸惑った。
しかし南アルプスの全貌が見渡せる。光岳から南側は全く判らない。[α7Rで撮影]
聖岳と上河内岳の間にかろうじて富士山が見えた。
上の写真を等倍に拡大。さすが3,640万画素。
笹の登山道を登って行く。
7/10。
北西側がチョッと見えた。御嶽山や乗鞍岳だな。
8/10。
所々ドロドロの登山道。
9/10。残り300m
この登りが最後。
頂上到着。全く展望なし。
こちらは古い看板。
展望台も全く展望なし。
日本百名山75座目。残り1/4。
下山中あんまり展望無いけど笹の稜線は気持ち好い。
今年の紅葉は見納めか?
沢の途中で残されたもみじ。[α7Rで撮影]
帰りの林道で紅葉撮影中。[α7Rで撮影]
[α7Rで撮影]
透けたカエデ。[α7Rで撮影]
【雑感】
ほとんど展望の無い山でした。でも数少ない展望は南アルプスが圧巻。