宮之浦岳と阿蘇山を除くと西日本で登り残している百名山は紀伊半島の「大峰山」「大台ヶ原」と、中央アルプス最南端の「恵那山」の三座だけ。
これを登るために、11月4日(金)~11月5日(土)で登りに行ってきました。
今回は、大台ケ原デス。頂上は日出ヶ岳
11月4日(金)大峰山を登った後は大台ケ原ドライブウェイを通って大台ケ原ビジターセンターに向かいます。
本来であれば国道309号線を通って36.6kmを1時間程度で着くはずなんですが、その国道309号線が行者還トンネルの先で崩れて通行止のため、3倍近い距離97.3km遠回りしないとたどり着けない。。愚痴をこぼしてもしょうがないので国道309号線を元来た道を引き返す。吉野川まで戻って国道169号線に入り南下する。ループ橋を過ぎて新伯母峯トンネル手前を右折し国道から離れ大台ケ原ドライブウェイを目指す。大台ケ原ビジターセンターまでは国道を離れて20kmもありやたらと長い・・・・。
到着時刻は13時30分の遅めで平日だったので一番上の駐車場に停められた。紅葉ピークの土日では駐車場も激混みで頂上駐車場から1.6kmも下に車を停める羽目になるらしい。
登山靴を履いて、ザックを背負ってビジターセンターを出発したけど、あら、子供やお年寄りも歩いている・・・・・ココは遊歩道になっていて子供やお年寄りでも気軽に歩ける。ザックまで背負ってチョッと恥ずかしかった。。
百名山となっている頂上は「日出ヶ岳」1,695mで、駐車場からC.T40分で行ける。
ゆっくり登って30分で日出ヶ岳到着。百名山74座目クリア。
頂上で小さな子供が走り回っている。頂上には展望台があって、西側にはさっき登った八経ヶ岳・弥山も見え、東側には霞んでいるが伊勢湾が見える。
頂上の写真を撮ったら終わりだけど、それだけでは寂しいので、遊歩道を歩いて遠回りで駐車場に戻ることにする。
まずは、木道を歩いて正木嶺。立ち枯れた木が印象的だった。更に木道を進み正木ヶ原→牛石ヶ原を過ぎ最後はダイジャグラ(大蛇嵓) に寄ってみる。
岩の絶壁に鎖で柵を設置しただけの場所。紅葉のピークの土日では1時間待ちの絶景と紅葉の見所のようだ。紅葉のピークは過ぎていたがそこそこの見ごたえあり。そこで観光はおしまいで駐車場のあるビジターセンターに16時に戻ってきた。
普段着に着替えて温泉を探す。少し南下した場所にある「上北山温泉 薬師湯」に入った。
明日は中央アルプス最南部の「恵那山」に登るので登山口近くの高速のS.Aまで移動して車中泊の予定。
そのまま北上すれば良いものをチョッと足を伸ばして南下してみたらすごい遠回りになってしまい道も間違えて大幅なタイムロスとなり、車中泊するS.Aに到着したのは23時だった。。
行者還トンネル西口から大台ケ原まで1時間の道のりが、
道路の土砂崩れによって倍以上の遠回りを余儀なくされた。 ( `Д´)ノ
※画像にマウスを乗せると遠回りしたルートが出ます。
大台ケ原ビジターセンター。
日出ヶ岳に向かう登山口。
宿泊施設のある「心・湯治館」
真っ先に向かうはもちろん百名山頂上のある日出ヶ岳。
完璧に整備された遊歩道。
登山靴もいらないほど整備された歩道。
途中の水場?
大峰山に登った時の天気がウソのように晴れ渡る。
日出ヶ岳に向かう階段。
頂上の展望台。
三角点。日本百名山74座目
展望台にあったパノラマ展望図。八経ヶ岳は八剣山と記される。
北側。
南側
東側
遊歩道にはお決まりの動物図鑑!
正木嶺。立ち枯れた木が目立つ。
木道が整備されている。
笹と立ち枯れた木が良い雰囲気を醸し出す。
正木ヶ原。
牛石ヶ原の神武天皇像
牛石ヶ原
牛石ヶ原の笹畑
大蛇嵓
太陽の位置が今一だった。
右を向くと大岩壁。
最後に牛石ヶ原の立ち枯れた木。
【雑感】
駐車場から頂上まで40分だと、日本百名山の中でも頂上に行きやすい山のひとつだな。
でも深田久弥が登った頃は道はなく最も登りにくい山だったかもしれない。