2016年第12弾はG/W西日本百名山「開聞岳」百名山58座目
2016年G/Wに8泊9日掛けて行った西日本百名山の旅で5日目に登った開聞岳デス。
◆開聞岳の情報 [出典:Wikipedia]◆
開聞岳(かいもんだけ)は、鹿児島県の薩摩半島の南端に位置する標高924mの火山。1964年(昭和39年)3月16日に、霧島屋久国立公園に指定された。日本百名山、新日本百名山及び九州百名山に選定されている。山麓の北東半分は陸地に、南西半分は海に面しており、見事な円錐形の山容から別名薩摩富士とも言う。所在地は鹿児島県指宿市。
約4,400年前頃から活動を開始し、885年までの約3,000年間にVEI4(火山爆発指数)の噴火が9回、0.1 DRE km3(マグマ噴出量)を超える噴火が10回発生しており、この期間の平均マグマ噴出率は約1.2 km3/千年となっている。有史以降の噴火記録は6世紀ごろからあり、貞観16年3月4日(ユリウス暦874年3月25日)と仁和元年(885年)7月・8月に大噴火を起こした。この時、山頂に溶岩円頂丘が噴出し、現在の二段式の山容となった。山体は主に粘性の少ない玄武岩だが山頂付近の溶岩ドームは安山岩で出来ている。
開聞岳南麓の海底には幅7.8km、長さ9.3kmに及ぶ馬蹄形の海底崖と、海底地すべりに伴う多数の流れ山が存在している。この海底崖は開聞岳山体の南部地下にも見られ,現在の開聞岳ができる前に海底地すべりが発生したものと考えられる。
7世紀末頃の噴火による噴出物の堆積層は青コラ、9世紀末頃のそれは紫コラと呼ばれており、薩摩半島南部で広く見られる地層(日本考古学では土層)である。噴火の年代が分かっているので、発掘対象の遺跡の遺物がこれらの地層の上下どちらから出てくるかで、この時代の生活の変化などを知る重要な手がかりとなっている。7世紀末の噴火では被害を受けつつも、古墳時代の様式を残した生活が続いていたが、9世紀末の噴火では大きな被害を受けて集落が放棄されるなど大きな生活の変化が起きていることが判明している。橋牟礼川遺跡は9世紀末の噴火によって放棄された代表的な集落である。
2000年(平成12年)12月12日から下旬にかけて、噴気が観測された。
明日3日は天気が崩れる予報なので本日も2座登る予定。霧島山登山後➩130km車で移動➩開聞岳登山➩指宿辺りで今回の旅で初めてお宿に泊まります。
霧島山の韓国岳に登った後車で九州自動車道路に入り、指宿有料道路を走り一般道路に降り池田湖を経由し「かいもん山麓ふれあい公園」に11時30分過ぎに到着。
開聞岳は独立峰で綺麗な円錐型をしている。登山道が頂上まで渦巻き状に1.5周回りながら登って行く珍しい山。
登山準備をして12時過ぎ標高158mの開聞岳2合目登山口を出発。登り始めはさすが南国って感じの空も見えないほどの鬱蒼とした森の中を歩く。これまで毎日登ってきて疲れているかといえば、逆に絶好調で足取りは軽い。
五合目位までは粘土質の登山道が続く。五合目で一旦視界が開け指宿や鹿児島湾が見渡せる。五合目以上になると大きな石が重なり合った登山道となり慣れていない人は登り難そうな感じ。
七合目辺りでまた視界が開け海側が見えるが霞んで遠くまでは見えない。多分大隅半島の先端部が見ている感じかな?
続いて仙人洞を越えると、岩の段差が大きくなり木を掴んで体を引っ張り上げながら登って行く。頂上まで52mの看板を過ぎると頂上に出た。二合目登山口から1時間40分で登ってきた。30分ほど頂上で休憩し15時20分下山完了。
※田中陽希が1時間30分で登っているのでそこそこのペースだ!
下山後は指宿で御宿に泊まって生ビールと旨い魚を食べて久々にリラックスして寝ることが出来た。
この山で当初予定していたG/W西日本百名山の旅はお終りだったんだけど、熊本地震で予定が大きく狂って早めに終わったので近畿地方の荒島山と伊吹山にも登ることにした。
明日は天気が崩れるので宮崎の実家に寄ったあと、荒島山の登山口まで徹夜で移動します。
おしまい
駐車場から二合目登山口に向かう登り。
二合目登山口。大人で登山時間目安3時間と書いてある。
自然の地形なのか掘ったのか不明の狭い登山道。
スグに三合目。
日があまり届かないので登山道脇にはシダ類が多い。
五合目で一旦視界が開ける。指宿方面
左側に池田湖が見える。
登山道に大きな石が増えてくる。
歩き難い。
また登山道が開けた。
どんどん登り難くなる。
仙人洞。
残り800m。展望が無いので撮るものが無い・・・
残り400m。
頂上直前で枕崎方面が見えた。
のこり52mの看板。
開聞岳頂上到着!
頂上直下の奥宮御岳神社!
小さな子供がおじいちゃんとおばあちゃんと登っていた。
開聞岳の雄姿!
泊まった宿で食べた〝はまち〟旨かった~♪
【雑感】
開聞岳には家族連れや子供も登っていて地元の人に愛されている山だな~と感じた。その割には後半結構登り難いし気楽な感じではチョッと危ない気がする。写真に出てきた小さな子供とおばあちゃんのペースが結構遅くて下山時間がチョッと心配になるほど。標高の低い場所は木に覆われていて暗くなるのが早いハズなので時間の余裕を見た登山が必須です。