日本百名山の著者である深田久弥は書中に「丹沢山とは個々の峰ではなく丹沢山塊として取り上げた」と記しているので、高い山が好きな私としては丹沢山塊の最高峰「蛭ヶ岳」と、そのものズバリの山名を持つ「丹沢山」の2座に2015年11月29日日帰りで登ってきました。
やたらと多い登山道の中から上記2座を登るために選んだ登山口は塩水橋から登るルートです。圏央道を使い相模原I.Cで降り宮ヶ瀬湖畔を通り県道70号線に入りしばらく進むと塩水橋の登山口があります。埼玉から行くにも近い場所で、圏央道を使えば雲取山の小袖乗越に着く時間より早く到着した。
塩水橋の駐車場はまともに駐車できる台数は6~7台であとは路駐になるので迷惑にならないように駐車お願いします。もちろんトイレは有りません。
塩水林道から登って来るルートと合流する天王寺尾根分岐からは木道が続き、途中崩壊の進む尾根道を通りしばらく進むと、みやま山荘と丹沢山(1,567m)山頂に到着。(ゲートからC.T3時間30分を2時間17分で到着)
頂上からは雪を被った綺麗な富士山が見えます。丹沢の良さは何と言ってもコレですネ!写真を撮ってSOYJOYを食べ水分補給したらすぐに蛭ヶ岳に向けて出発。蛭ヶ岳に向かうルートは霜柱が解けてべちゃべちゃの登山道で滑って尻もちでもついたら大変だし、トゲトゲのノイバラの枝を掴んで痛い目に合うわで大変でした。ヽ(´Д`)ノ でもココからは富士山を見ながらの展望の良い稜線歩きが出来るんでそんな苦労も気になりません♬ 稜線を1時間強歩いて蛭ヶ岳山荘到着。すぐ裏に蛭ヶ岳山頂(1,673m)がありココからの富士山は絶景でした。(C.T2時間を1時間14分で到着)
蛭ヶ岳を往復してから丹沢山に戻り昼食タ~イム。冬定番のニッスイの〝ちゃんぽん〟この時期になると冷凍食品を持って行けるので楽ですネェ~♪
この時期でもさすが百名山で丹沢山の頂上には20人位の人が休憩していて、特徴的だったのは若い人が多かったこと。
時間に余裕があったので塔ノ岳まで行って下山しようと考えたけど、地図を持ってなかったし、スマホも自宅に置き忘れてきたので諦めて丹沢山から塩水橋に向けて下山しました。下りは天王寺根分岐から堂平方面に下り塩水林道5km通って塩水橋へ到着。やっぱり断然こっちの方が楽に登れると思う。
塩水橋から圏央道の相模原I.Cまでに温泉が無いのはチョッと寂しい。。。
おしまい
塩水橋。前後に6~7台置けるスペース有。
丹沢山に向けて出発です。
ゲート脇を抜けて林道へ!
瀬戸橋は塩水林道方面へ。こちらは今回下山で使います。
瀬戸橋を渡らずに本谷林道側に進みます。
天王寺登山道入口はこの吊り橋近くにあります。
天王寺登山道入口。
やたらと木道の多い登山道。
急登を登って天王寺峠到着。展望なし。
天王寺峠を過ぎても急登は続く。
振り返ってみてもやっぱり急登。
鹿避けゲートを越えると幾らか緩やかな登山道に・・・・
クスノキの大木。
木の根が凄い!
天王寺尾根分岐到着。
帰りは堂平側から降りる予定。丹沢山まで1.2km
木道がやたらとある。
崩壊が進む脇に登山道!
相模湾が太陽に照らされ輝く。
こちらは都心。
緩やかな登りの木道で頂上は近い。
日陰には良く育った霜柱。
みやま山荘到着。
山荘前に「丹沢山」
丹沢山山頂から今日初めての富士山~
蛭ヶ岳に向かう。
風もなく青空で最高の天気。
稜線からも富士山~♪
登り下りはあるものの気持ちの良い稜線歩きが楽しめる。
不動の峰休憩所。
不動の峰
棚沢の頭。
蛭ヶ岳山荘
蛭ヶ岳頂上
富士山展望イイね~。
富士山アップで。
相模湾。小さく突き出たところは真鶴半島。
富士山と南アルプス。
白根三山をアップで!
宮ヶ瀬湖!
トゲトゲのノイバラの枝。
チョッとした鎖場有。
丹沢山に戻って昼飯の〝ちゃんぽん〟
じゅるじゅる旨そう~♪。麺がモチモチで旨いんです
初出動のオスプレイ〝タロン〟
下山時天王寺尾根分岐から堂平方面に下り塩水林道到着!
雨量観測所。こ右脇から林道一部ををショートカットする登山道で下る。
林道に出る手前の朽ち果てそうな橋。
このあと林道を3kmほど歩いて塩水橋の車に戻った。
【雑感】
これまで近くにあった山なのになぜ登らなかったのが不思議なほど良い山でした。何より富士山展望が最高ですね。通年営業小屋が多いから安心なんだけど、頂上付近にテント場が無いのはチョッと不便かな~。
今回で夏道登山は終了です。次回からは雪山登山になると思います。でも今年は雪が少なそうだな~