Digital-Nature-Photo.com

酒と登山とカメラと写真とチョッとだけ仕事の日々

山登り

日本百名山44座目「焼岳(58)」登山。やっぱ活火山だわ!

投稿日:2015年10月21日 更新日:


2015年第16弾は百名山44座目となる〝焼岳〟に登ってきました!

 2015年10月16日~18日に掛けて北アルプスの香炉?高炉?と呼ばれる「焼岳」に登ってきました!

 今回の目標はもう一つ。中の湯から西穂山荘までのルートを繋げること。
 ココを繋げておくと中の湯(上高地)~日本海までのルート150kmを繋がることが出来る。現在繋がっていないルートは①:烏帽子小屋⇔蓮華岳②:唐松岳⇔白馬鑓ヶ岳③:白馬岳⇔親不知(日本海)の3ルート。来年の夏休みに②+③の唐松岳⇒親不知(日本海)まで歩く予定なので、うまく進むと来年中に繋がる予定。。まあ、こんな寄り道をしながら百名山も登っているんで百名山制覇は当分先だろうな~。

 ※更に今回の山登りではもう2座登ることが目標。これは次回の記事で。

 またまた金曜日有休を取って、木曜日の夜に自宅を出発し沢渡第二駐車場(足湯のある駐車場)へ。料金の掛かる駐車場に入れずにトイレ前で停車。焼岳登山口にはトイレがないのでココで仮眠しトイレを済ませてから登山口に向かいます。焼岳登山口駐車場は平日の朝なのでガラガラ。登山の準備をして6:00登山開始。

 前回の白山登山から1ヵ月空いたので、森林限界を越えた辺りから若干足が重くなってきたが南峰・北峰分岐まで2時間。
 そこで水蒸気をモクモクと上げる火口の写真と動画を撮ってから北峰に進む。(南方は現在立ち入り禁止) それにしても登山道の近くの至る所で黄色い硫黄に縁どられた火口から水蒸気が噴き出している。不測の事態に陥らないように頂上写真を撮ったらさっさと焼岳小屋側に下山開始。
 こちら側にも水蒸気を噴き出す火口が点在する。急斜面を降りきった中尾峠では新たな地震計を設置中でした。(焼岳最後の噴火は中の湯での水蒸気爆発で安房トンネル工事関係者4人の方が亡くなっている)
 焼岳に登ると山が活きてるって感じで活火山であることを思い知らせれ、去年噴火した御嶽山のことを考えると複雑な気持ちになる。

 焼岳小屋は写真を撮ったらすぐに西穂山荘に向けて出発。稜線を登り降りしながら標高を上げ、焼岳小屋から西穂山荘まで3時間30分のところ2時間30分で西穂山荘到着。このルートですれ違ったのは1人だけで槍・穂近辺では珍しく静かな山歩きが出来た。西穂山荘で「山菜うどん」と「ビール」で昼飯を取った後は中尾尾根を通って上高地側に下山する。急斜面を下り途中には「宝水」と名前の付いた水場を通り田代橋に出た。

 観光客でごった返す上高地を抜け明神を越えて本日の目的地の徳沢に到着したのが3:30でトータル9時間30分で徳澤に到着でした。テント場の受付で明日の天気予報を聞いたら事前のチェックと同じで崩れる予報。やっぱりだめか~

 今回の写真はほぼCANON PowerShot G7 Xで撮影してます。色々設定を変えながらの撮影なので若干色合いが変な場合があります。

おしまい


沢渡第二駐車場トイレの星空!^^。





焼岳登山口から見えた明神岳・奥穂・前穂・吊尾根。





駐車場ガラガラ。





6:00登山開始!





焼岳の現在の火山警報レベル1で「活火山であることに留意」





紅葉良い感じ♬





登山道に入ってすぐのひっくり返った車の残骸・・・・なぜに?





熊笹と木の根を越えて登って行く!





登山道に日が差してきた!





1時間も登ると森林限界を超える。





焼岳頂上も見えてきた。





噴煙!





ここまで来ると紅葉はチョッと遅いかな。





それでもまだまだ見ごたえあり!





紅葉の終盤からは唐松の黄葉。





明神岳。





振り向くと松本に続く山並み。





青空と熊笹の緑が映えるね~!





頂上が近づいてきた!





振り向くと唐松林。





噴煙の前に人が立っているのが判るかな!





雪を被った乗鞍岳





硫黄の匂いが凄い。





登山道わきに火口が・・・・!





硫黄を含んだガスで岩が真っ白。





火口~1。





火口~2。





動画と写真を撮って頂上の北峰に進む。





北峰頂上に進む登山道脇にも火口が!





硫黄交じりの水蒸気を噴く!





焼岳(北峰)頂上。背景には穂高の峰々。





こちらは上高地と梓川。





これから真ん中に小さく映る西穂山荘に向かう。。。





まずは焼岳小屋まで下る。





何やらヘリコプターが荷物を運んでいる。小屋もないのになんだろう・・・・





こちらの登山道途中にも火口があった。





焼岳を振り返る。





中尾峠まで下ってきた。





新穂高の中尾温泉へ降りる登山道。





新しく設置される地震計。さっきのヘリはこれの資材を運んでました。





また焼岳を振り返る。これは溶岩ドームなのか?





焼岳小屋到着。





焼岳小屋が火口から400m圏内。





香炉?こちらの高炉じゃないんだ~





西穂山荘に向けてレッツゴー。





中尾温泉街





こちらの紅葉も良い感じに横葉が進んでいる。





稜線上を登ったり下ったりして標高を上げる。





名も無い池。





西穂山荘が近づいてきた





西穂山荘からはこの上高地側に下る予定!





稜線途中で開けた槍見台!





上高地のバスターミナルや、河童橋が見える。





こちらは二百名山の霞沢岳。





上高地・西穂分岐





分岐から5分ほど登ると西穂山荘。





山菜うどんとビールで腹を満たす。





上高地まで下山中の水場「宝水」。





上高地の田代橋近くの登山口に降りてきた。





お天気最高~♪(関東は雨みたい)





上高地が丁度紅葉のピーク





天気が良いと紅葉も映えるね~





梓川沿いのカラマツが良い感じ♬





さっきまで居た焼岳。





河童橋から見た定番風景。





河童橋から明神に向かう途中で良い色になった楓!





明神岳。





沢に落ち葉と苔がいい具合に。





徳沢に今回購入した「U.Lドームシェルター2型」を設置。





まずはビール~♬。つまみは定番のナッツとカルパス!





夕飯はカレーです。





【雑感】

 焼岳に登って活火山であることを認識させられた。御嶽山の悲惨な出来事もあり考えさせられるものの山の魅力には勝てずに登ってしまう。自然の魅力と脅威との狭間で揺れ動く登山心でした。ナンチャッテ!^^



参考になった! 面白かった!と思った方は ρ('-'* ) ポチッとお願いします。


にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ  にほんブログ村
 ← こちらもお忘れなく!^^ 登山 ブログランキングへ
 

-山登り
-, ,

Copyright© Digital-Nature-Photo.com , 2024 All Rights Reserved.